Webフォーム作成ツールとは?おすすめツール10選を比較

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Webフォーム作成ツールとは?おすすめツール10選を比較

自社サイトにWebフォームを設置すると、顧客の意見を効率的に収集・分析できます。通常、Webフォームの作成にはプログラミングの知識が必要ですが、Webフォーム作成ツールなら、用途に応じてカスタマイズ可能なWebフォームを簡単に作成可能です。作成したWebフォームを活用すれば、顧客情報の収集や問い合わせ対応などの業務を効率化できるでしょう。
本記事では、Webフォーム作成ツールを導入するメリットや選ぶときのポイントを解説します。おすすめのWebフォーム作成ツールも紹介するので、導入する際の参考にしてください。

目次

    Webフォーム作成ツールとは

    Webフォーム作成ツールとは、Webフォームを簡単に作成できるツールのことです。オンライン上の会員登録や問い合わせ、アンケート回答などのページを作成できるため、顧客情報を得る際に役立ちます。顧客情報は企業のマーケティング活動に欠かせない存在であり、多くの企業で導入が進んでいるツールです。

    Webフォーム作成ツールを使用すれば、良質なWebフォームを簡単に作成できます。入力が簡単でわかりやすいWebフォームを作成すれば、ユーザビリティの高いWebフォームによって効果的に顧客情報を得られるでしょう。

    問い合わせを受け付けることを目的とするのであれば、Webフォームではなくメールを利用するという方法もあります。しかし、メールアドレスを自社サイトで公開すると大量のスパムメールが送られてくる可能性があり、効率的に顧客情報を得られるとは限りません。またメールではWebフォームのように入力項目を設定できないため、情報に抜けがある場合もあるでしょう。これらの問題を解消するためにも、基本的にはWebフォームの設置をおすすめします。

    ユーザーが使いやすいWebフォームの作成ポイントを知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。

    関連記事はこちら問い合わせフォームの作り方は3つ!効果を高めるポイントとおすすめツール5選を紹介

    Webフォーム作成にツールを利用するメリット

    Webフォーム作成ツールを導入すれば、以下のようなメリットを受けられます。

    • 目的に合わせてさまざまなWebフォームを作成できる
    • 専門知識がなくとも簡単にWebフォームが作成できる
    • Webフォーム作成以外にもさまざまな機能が利用できる
    • プライバシーの保護につながる

    それぞれのメリットについて、詳しく解説します。

    目的に合わせてさまざまなWebフォームを作成できる

    Webフォームには、「問い合わせフォーム」や「資料請求フォーム」などの種類があります。Webフォーム作成ツールは、目的に合わせてこれらの主要なWebフォームを簡単に作成可能です。フォームの用途ごとにテンプレートが用意されており、デザインの知識がなくてもテンプレートを選択するだけでさまざまなWebフォームを作成できます。

    デザイン性を重視したWebフォーム作成ツールであれば、デザインのバリエーションが豊富です。デザインや項目のカスタマイズも可能なため、自社サイトの雰囲気に合ったWebフォームを作成できるでしょう。

    専門知識がなくとも簡単にWebフォームが作成できる

    通常、Webフォームを作成するにはプログラミングの知識が必要です。WordPressのプラグインを利用する方法もありますが、こちらの方法もWordPressに関する知識が欠かせません。しかし、Webフォーム作成ツールを使用すれば、プログラミングやWordPressなどの専門知識がなくてもWebフォームを作成できます。

    Webフォーム作成ツールには、豊富なテンプレートが用意されています。操作自体もドラッグ&ドロップ中心の直感的な操作が可能なため、誰でも簡単に良質なWebフォームを作成可能です。

    Webフォーム作成以外にもさまざまな機能が利用できる

    Webフォーム作成ツールは、Webフォームにさまざまな機能を追加し、利用可能です。

    自動返信機能を追加すれば、簡単な問い合わせへの対応を自動化でき、問い合わせの24時間対応を実現します。手動で返信する必要がなくなり、業務効率化にもつながるでしょう。

    入力補助機能を追加すれば、ユーザーの入力の手間が省かれます。ユーザビリティが高まり、Webフォームの回答率の向上が期待できるでしょう。

    Webフォーム作成ツールのなかには、集計・管理機能を搭載したものも多くあります。手動で回答結果を集計・管理する場合、担当者の負担が大きく人的ミスが起こりがちです。Webフォーム作成ツールを導入し、集計・管理を自動化すれば、ミスを防止するとともに業務効率化も期待できます。問い合わせフォームから顧客情報を一元管理できるWebフォーム作成ツールであれば、回答結果を即座に営業リストやメーリングリストに活用することも可能です。

    プライバシーの保護につながる

    信頼性の高いWebフォーム作成ツールには、基本的にセキュリティ対策が施されています。セキュリティを軽視してWebフォームを作成すると、データ漏えいのリスクが高まるでしょう。万全のセキュリティ体制でデータが保護されていれば、データ漏えいのリスクを最小限に抑えることが可能です。

    Webフォームの設置の目的は、顧客情報を収集・運用することにあります。万が一にも大切なデータが流出しないよう、高セキュリティなWebフォーム作成ツールを導入してセキュアなデータ運用を心掛けましょう。ユーザーが安心して使えるWebフォームを提供すれば、企業の信頼も高まります。

    また、Webフォームならメールアドレスを公開することなく顧客情報を収集可能です。悪意あるメールによって顧客情報や機密情報が流出してしまう、などという事態を未然に防止できます。

    無料のおすすめフォーム作成ツール

    Webフォーム作成ツールには、有料ツールと無料ツールがあります。無料のツールでもWebフォーム作成に必要な最低限の機能は備わっているため、費用を抑えたい場合は無料のツールがおすすめです。

    今回は、無料のおすすめフォーム作成ツールを5つ紹介します。

    ツール名 特徴
    Google Forms 回答データを自動集計できる
    formzu メールフォーム機能を搭載している
    formrun 顧客情報を運用できる
    Tayori FAQやアンケートも作成できる
    Marketing Hub 顧客分析に役立つ機能が搭載されている

    Google Forms

    Google Formsは、Googleが提供する知名度の高いWebフォーム作成ツールです。ドキュメントを作成するような感覚で簡単にWebフォームを作成し、質問形式の選択や項目の並び替えなどをカスタマイズできます。フォントや画像など、Webフォームのデザインもカスタマイズできるため、自社サイトの雰囲気に合ったWebフォームを作成可能です。

    Webフォームの回答データは自動集計され、リアルタイムで更新されます。回答データはグラフ形式で確認できるほか、Google Sheetsを活用すれば詳細な分析も可能です。また、共同編集者を追加すれば、フォームを共同作成できます。GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどとの連携も可能なため、ほかのGoogleツールを使用している場合はとくに相性が良いWebフォーム作成ツールといえるでしょう。

    データ転送時と保存時のデータ暗号化や高度なマルウェア対策など、セキュリティ対策も万全です。

    formzu

    formzuは、メールフォームと呼ばれる機能を中心に据えたWebフォーム作成ツールです。この機能によって、Webフォームに入力された情報はすべてメールで送信されます。メールアドレスを公開することなく特定の内容のメールを受信できるため、さまざまな場面で多く利用されているツールです。

    複数のプランがありますが、無料プランでも無制限でWebフォームを作成でき、PayPal/クレジットカード決済機能も無料で利用できます。デザインのカスタマイズ性にも優れているため、良質なWebフォームを作成できるでしょう。作成されたWebフォームはformzu側のサーバーで動作するため、SSL通信付きのセキュリティ性の高いWebフォームを自社サイトに簡単に設置できます。

    formrun

    formrunは、高品質なWebフォームを素早く、簡単に作成できるWebフォーム作成ツールです。テンプレートを選んで項目を追加するだけで、問い合わせフォームやアンケートフォームなど、さまざまなWebフォームを作成できます。作成したWebフォームには住所検索機能や決済機能などの便利な機能を実装でき、スマホからも編集可能です。

    formurunは、Webフォーム作成だけでなく「管理システム」としての側面も持ち合わせています。情報の可視化によって対応状況がひと目でわかるだけでなく、エクスポート機能が充実しているため、チームでも運用しやすいです。一部の機能は有料プラン限定ですが、ダッシュボード機能やラベル機能、メール通知などは無料プランでも利用できます。

    Slackやkintoneなど、さまざまな外部ツールとも連携できるため、連携機能を活用すれば業務をより効率的に進められるようになるでしょう。セキュリティ対策も充実しており、安心して利用できる点も強みです。

    Tayori

    Tayoriは、WebフォームだけでなくFAQやアンケートなども作成できるWebフォーム作成ツールです。Webフォームはテンプレートを用いて簡単に作成できるうえに、無料プランでも無制限で回答を受信できます。FAQはチャットボットを実装して対応を自動化できるほか、アンケートの回答は自動的にグラフ化されるため、スムーズな集計・分析が可能です。さまざまな用途に活用できるWebフォーム作成ツールを求めている場合には、有力な選択肢となるでしょう。

    AWS(Amazon Web Services)を採用しており、プライバシーマークの付与認定を受けているため、セキュリティ面も安心です。

    Marketing Hub

    Marketing Hubは、顧客分析に適した機能を備えたWebフォーム作成ツールです。Webフォームに入力された情報は、独自のCRMデータベースに自動登録されるため、その情報をもとにした顧客分析ができます。メールの自動送信や通知機能を活用すれば、見込み客の獲得や購買意欲の醸成も期待できるでしょう。

    Marketing Hubを使ってWebフォームを作成するのに、専門的な知識は必要ありません。ドラッグ&ドロップ操作で、簡単に各要素を配置可能です。無料プランでも、Cookie管理ツールやチャットボット(制限つき)などさまざまな機能を利用できます。ただし全体的に高機能なツールのため、ツールの機能を最大限活用したい場合は有料プランの導入を検討するとよいでしょう。

    有料のおすすめフォーム作成ツール

    有料のWebフォーム作成ツールは、無料ツールよりも機能が豊富です。高機能なWebフォーム作成ツールを求めているなら有料ツールを導入しましょう。

    今回紹介するおすすめの有料Webフォーム作成ツールは以下の5つです。

    ツール名 特徴 月額料金 無料トライアル
    コラボフォーム 申込書や申請書をWebフォーム化できる 10,000円~ あり
    配配メール メールマーケティング関連機能を多数備えている プランや登録アドレス数で変動 あり
    WEBCAS formulator 回答結果をリアルタイムに集計・分析できる 30,000円~ あり
    フォームブリッジ kintoneに直接データ保存できる 6,000円~ あり

    それぞれのツールの特徴について、詳しく解説します。

    Qubo

    Quboは、直感的な操作でさまざまなWebフォームを作成できるWebフォーム作成ツールです。一般的な問い合わせフォームだけでなく、申し込みフォームや資料請求フォーム、写真投稿フォームなども簡単に作成できます。初期費用0円、月額料金1,650円(税込・年間契約時)から利用できるため、比較的低コストで導入可能です。

    作成したすべてのWebフォームには、「レスポンシブWebデザイン」を採用しています。これにより、PCだけでなくスマホでも快適に操作できるWebフォームを作成可能です。快適な操作をサポートする機能や仕様も豊富なため、ストレスフリーなWebフォームを実現できます。レスポンシブWebデザインは単一のURLを使用するため、デバイスごとに異なるURLを共有する必要もありません。

    また、言語切り替え機能を活用すれば、英語や中国語に対応したWebフォームを作成可能です。SSL暗号化通信やデータベースの暗号化処理など、セキュリティ対策も充実しています。電話・メールでのカスタマーサポートも提供されているため、安心して利用できるWebフォーム作成ツールです。

    コラボフォーム

    コラボフォームは、申込書や申請書などをWebフォーム化できるWebフォーム作成ツールです。ExcelやPDF形式の申込書や申請書をそのままの見た目でWebフォーム化し、自社サイト上に一般公開できます。コラボフローと連携すれば転記や再入力の手間がなくなるため、申込内容の確認や各種手配もスムーズです。各種書類のペーパーレス化はもちろんのこと、受付・確認業務の効率化にも大きく貢献するでしょう。

    kintoneに登録した顧客マスターや商品マスターのデータを申請時に参照できる、「マスター参照」機能も搭載されています。オプションとして「コラボフロー for kintone」を契約する必要がありますが、申請承認時にマスターからデータを選択すれば入力漏れや誤字脱字がなくなるため、迅速かつ正確な申請が可能です。

    配配メール

    配配メールは、フォーム作成専用のツールではありませんが、Webフォーム作成も簡単におこなうことができるメールマーケティングサービスです。問い合わせフォームや資料請求フォームなどを簡単に作成でき、項目も自由に変更できます。顧客がフォーム送信した際に通知メールを配信できるため、営業での即時フォローも可能です。メール作成機能やメール配信機能などの機能が備わっており、メール配信作業の効率化や商談獲得数の増加も期待できるでしょう。

    また、顧客管理機能や分析機能などメールマーケティングに必要な機能も搭載されています。顧客レコードの一括登録や企業リストのダウンロード、配信エラー解析などの機能を利用可能です。サポート体制も手厚く、電話・メールでのフォローだけでなく、カスタマーサクセスチームによる個別相談会やユーザー限定イベントなどのコンテンツも充実しています。

    複数のプランがありますが、効率良くアポイントを獲得したいなら商談獲得支援に特化した「Bridgeプラン」がおすすめです。

    配配メール

    WEBCAS formulator

    WEBCAS formulatorは、カスタマイズ性に優れたWebフォーム作成ツールです。テンプレートをベースにさまざまなカスタマイズが可能で、細かいデザイン調整もおこなえます。Webフォームから送信されたデータは安全なデータベースに蓄積され、リアルタイムに集計・分析が可能です。アクセス数の推移や質問ごとの比率を分析すれば、より良いWebフォームの作成に大きく貢献するでしょう。

    WEBCAS formulatorは、WEBCASシリーズのメール配信、問い合わせ管理システムと連携可能です。メール配信システムと連携すれば、Webフォーム内へ属性情報(メールアドレス、名前など)を差し込めます。問い合わせ管理システムと連携すれば、作成した問い合わせ内容を問い合わせ管理システムで安全に共有管理することが可能です。

    情報流出を防ぐシステム構成を実装しているため、顧客情報を安全に取得できるでしょう。

    フォームブリッジ

    フォームブリッジは、kintoneとの連携機能を備えたWebフォーム作成ツールです。kintoneアカウントがない場合でも、kintoneに直接データを保存できます。アンケートや問い合わせフォームの回答結果がkintoneに自動保存されるため、業務効率の大幅な向上が期待できるでしょう。

    作成したWebフォームはURLが自動生成されるため、メールやQRコードで簡単に共有できます。サブドメインとパス部分の変更も可能です。数値計算やメールの自動送信、表示言語の切り替えなど、Webフォーム作成以外にもさまざまな機能が搭載されています。

    kintoneとの連携によって真価を発揮するため、kintoneとの連携を重視する場合におすすめのWebフォーム作成ツールです。

    無料のフォーム作成ツールと有料のフォーム作成ツールの違い

    Webフォーム作成ツールを選ぶにあたって、有料ツールと無料ツールの違いは重要なポイントです。ツール選びに失敗しないよう、有料ツールと無料ツールの違いをきちんと把握しておきましょう。

    両者の大きな違いは、搭載されている機能の豊富さです。無料ツールは利用可能な機能が制限されていることが多く、Webフォーム作成に必要な最低限の機能しか利用できない場合が少なくありません。一方、有料ツールには入力補助や外部ツールとの連携などの便利な機能を活用できる自由度の高さがあります。

    機能面以外では、フォーム作成数に差が生じていることが多いです。無料ツールは基本的に作成数が制限されているため、複数のフォームを用途ごとに作成することができない場合が多いですが、有料版はフォーム作成数が多めに設定されており、ツールによっては無制限に作成できる場合もあります。テンプレートの種類やデザインの柔軟性も、有料ツールに分があるでしょう。Webフォームのフォントやデザインをカスタマイズできれば、他社との差別化を図れます。

    費用をできる限り抑えたい場合は、無料ツールを選びたいところです。しかし、有料ツールにも安価なものが存在するため、無料ツールにこだわらなくとも導入費用の節約ができます。簡易的なWebフォームの作成のみを目的とするなら、無料ツールでも問題ありません。豊富な機能を最大限活用したい場合は、有料ツールの導入を検討するとよいでしょう。

    Webフォーム作成ツールを選ぶときのポイント

    Webフォーム作成ツールを選ぶときのポイントは、以下の5つです。

    • Webフォームを作成する目的を明確にする
    • 目的達成や効率化に必要な機能があるかを確認する
    • フォームのカスタマイズ性・操作性を確認する
    • 費用や管理工数を含めたコストを確認する
    • セキュリティやデータ保護に関する対策を確認する

    今回紹介するポイントを意識して、自社に適したWebフォーム作成ツールを導入しましょう。ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

    Webフォームを作成する目的を明確にする

    Webフォーム作成ツールを選択する際は、「なぜWebフォームを作成したいのか」を明確にします。「どのような機能が必要なのか」「どこまで分析してマーケティングに生かしたいのか」を明確にし、実現するために必要な機能を備えたツールを選択しましょう。

    Webフォームの作成のみを目的とするならフォーム作成に特化したツール、問い合わせ業務や営業業務の効率化を図りたい場合には問い合わせ管理や顧客管理が可能なツールがおすすめです。

    目的達成や効率化に必要な機能があるかを確認する

    Webフォーム作成ツール選びにおいて、目的達成や効率化に必要な機能が備わっているかは非常に重要です。ツールによって搭載されている機能は異なるため、どのような機能が備わっているかを必ず確認してからツールを導入しましょう。

    機能面を重視する場合は、基本的に無料ツールではなく有料ツールを選ぶことになります。有料ツールは、基本的に機能が豊富です。とくに顧客管理機能や外部ツール・サービスとの連携機能は、利便性が高くおすすめします。

    フォームのカスタマイズ性・操作性を確認する

    Webフォーム作成ツールは、使いやすいかどうかも重要なポイントです。ツール自体の使いやすさはもちろんのこと、ユーザビリティを重視するならユーザーが利用する際のことまで含めて考える必要があります。無料プランや無料トライアルを活用して、フォームのカスタマイズ性や操作性をあらかじめ確認しておきましょう。

    ユーザビリティを意識するなら、対応デバイスが多いツールがおすすめです。自社サイトにアクセスするユーザーはさまざまなデバイスを使用しているため、対応デバイスの多さがフォームの回答率に直結します。

    費用や管理工数を含めたコストを確認する

    Webフォーム作成ツールは、無料で利用できるものから高額なコストがかかるものまでさまざまです。費用や管理工数を含め、コストをしっかり確認しておきましょう。「無料ツールならコストを確認する必要はない」と思われがちです。たとえ導入費用や月額費用が無料だったとしても、管理工数はかかってしまいます。

    コストを抑えたいあまり機能面を確認せず無料ツールを選んでしまうと、機能やフォーム作成数の制限によって使い勝手の悪さを感じてしまう場合もあるでしょう。初期費用が安くても月額費用が高額というパターンも存在するため、注意が必要です。

    セキュリティやデータ保護に関する対策を確認する

    質問項目にもよりますが、Webフォームの回答データには顧客の個人情報や企業の機密情報が含まれる場合があります。これらの大切な情報が流出すると、自社に大きな損害が発生するだけでなく今まで積み上げてきた信頼も失われてしまうでしょう。情報の流出を防ぐためにも、セキュリティ対策が万全なツールを選ぶことが重要です。

    多くのツールは、公式サイトでどのようなセキュリティ対策を施しているかを確認できます。SSL通信による暗号化や、プライバシーマークの付与を受けているツールは、セキュリティ対策に力を入れているためおすすめです。

    まとめ

    効率的に顧客情報を収集・分析するためには、Webフォームの設置がおすすめです。Webフォーム作成ツールを導入すれば、専門的な知識がなくとも直感的な操作で簡単にWebフォームを作成できます。

    さまざまなWebフォームを作成できるだけでなく、ツールによってはさまざまな機能を利用可能です。信頼性の高いWebフォーム作成ツールはセキュリティ対策も万全なため、情報の流出を防ぎます。業務効率化を図りたいのであれば、優先的にWebフォーム作成ツールを導入しましょう。

    Webフォーム作成ツールを選ぶ際は、費用や機能面を踏まえつつ自社に適したツール選びがポイントです。Webフォームで獲得した顧客リストに対してメール配信を実施し、効率的にフォロー・商談獲得したいのであれば、メールマーケティングサービス「配配メール」の導入をぜひご検討ください。

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    この記事の執筆者

    大塚 陽生執筆者のXへのリンク
    株式会社ラクス
    ラクスクラウド企画部 オンラインプロモーション課
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    大塚 陽生

    広告代理店の営業&ウェブ広告の運用担当として6年間従事し、2019年4月ラクス入社。

    オンラインマーケティングチームに所属し広告運用や営業メールの運用を担当。

    メルラボでは、主に自身のメール配信実績をもとにした記事を作成。