ポップアップバナーとは?活用事例やデザインの参考になるサイトなどを紹介

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ポップアップバナーとは?活用事例やデザインの参考になるサイトなどを紹介

ポップアップバナーは、Webサイトで見かけることが多いバナー広告です。画面上に任意のタイミングで表示できるため、ユーザーの注目を集めたい場合に適しています。多くのメリットがあるため、導入すればさまざまな場面で役立つでしょう。
本記事では、ポップアップバナーのメリット・デメリットや活用事例について解説します。デザインの参考になるサイトも紹介するので、バナーを作成する際の参考にしてください。

目次

    ポップアップバナーとは

    ポップアップバナーとは、Webサイト閲覧中に画面に表示されるバナー広告のことです。

    近年では、ポップアップバナーを活用したマーケティング手法が注目を集めており、ポップアップバナーを活用することで、企業がターゲットとするユーザーへの直接的なアプローチを実現できます。比較的短期間でマーケティングの成果を実感できるため、多くの企業が取り入れているマーケティング手法です。

    ここからは、ポップアップバナーのメリット・デメリットや、ポップアップバナーの種類について詳しく解説します。

    ポップアップバナーのメリット

    ポップアップバナーのメリットには、以下のようなものが挙げられます。

    • ユーザーの離脱を防止できる
    • Webサイトのデザインを崩すことなくバナーを設置できる
    • 柔軟かつ迅速にアプローチできる

    ポップアップバナーは、表示させるタイミングを任意で設定できます。ユーザーがWebサイトを離れようとした際に有益なバナーを表示すれば、ユーザーに行動を促してWebサイトに留まらせることが可能です。

    デザインも自由に設定できるため、Webサイトの雰囲気に合ったバナーを作成すれば、Webサイトのデザインを崩すことなくバナーを設置できます。ユーザーの過去の行動に基づいたバナーを瞬時に表示でき、ユーザーの属性に応じたアプローチを素早く促せる点も、メリットといえるでしょう。

    新規開拓から商談獲得までを支援するメールマーケティングサービス「配配メール」では、作成したバナーをWebサイト上に表示させる「ポップアップ機能」を提供しています。

    専門的な知識がなくともバナー素材さえあれば、だれでも簡単に設定できます。

    また、バナーを表示させるタイミングも柔軟に設定できるので、Webサイトの閲覧を阻害せずにプロモーションができるので、ご興味のある方は以下より詳細をご確認ください。

    関連記事はこちら配配メールのポップアップ機能とは?

    ポップアップバナーのデメリット

    ポップアップバナーのデメリットには、「バナーを邪魔と感じる人が存在する」点が挙げられます。Webサイトに訪れる人はWebサイト上のコンテンツに興味がある場合が多いため、バナーを邪魔に感じる人も存在することの認識が必要です。

    特に頻繁にバナーが表示される場合、バナーを邪魔に感じてWebサイトから離脱してしまう人が増えてしまうかもしれません。Webサイトを訪れた人に不快な思いをさせないよう、表示する内容や頻度は慎重に決めるのが得策です。

    ポップアップバナーの種類

    ポップアップバナーには、以下のような種類があります。

    種類 特徴
    スライドイン型 広告掲載期間
    フローティングバー型 Webサイトの上部や下部に、バー状のバナーを表示させる
    ライトボックス型 閲覧しているWebサイトを非アクティブにし、最前面にバナーを表示させる
    フルスクリーン型 画面全体にバナーを表示させる

    それぞれの特徴を把握したうえで、適切なポップアップバナーを選択しましょう。各ポップアップバナーの特徴について、詳しく解説します。

    スライドイン型ポップアップバナー

    スライドイン型は、画面の右下や端など、なるべく目立たない場所に滑り込むように表示できるポップアップバナーです。例えば、バナーが画面中央に表示される場合、バナーを邪魔に感じるかもしれません。スライドイン型であればWebサイト閲覧の邪魔になりづらいため、自然な形で情報を発信できます。

    Webサイトからの離脱をなるべく抑えたい場合に採用するとよいでしょう。

    フローティングバー型ポップアップバナー

    フローティングバー型は、Webサイトの上部や下部にバー状に表示されるポップアップバナーです。画面端の上下に表示されるため、スライドイン型と同じくWebサイト閲覧の邪魔になりません。

    また、他のポップアップバナーとは違い、画面上に常に表示されている点も特徴です。画面の領域を最小限に抑えつつ、通知やセールのカウントダウンなどを行いたい場合に採用するとよいでしょう。

    ライトボックス型ポップアップバナー

    ライトボックス型は、閲覧しているWebサイトを非アクティブにしたうえで、最前面に表示されるポップアップバナーです。非アクティブになったWebサイトは全体が薄暗く半透明になり、バナーが視覚的に強調される作りになっています。

    Webサイト閲覧者の注目を集められるため、優先して伝えたい情報がある場合や、閲覧者からのアクションが欲しい場合に採用するとよいでしょう。

    フルスクリーン型ポップアップバナー

    フルスクリーン型は、その名の通り全画面に表示される大きなポップアップバナーです。他のポップアップバナーよりも視覚的なインパクトが強いため、Webサイトを閲覧したすべての人にしっかり伝えたい情報がある場合に適しています。

    ただし、バナーを表示させるタイミングには注意が必要でしょう。情報を伝える力は非常に強いものの、画面全体を覆い隠すようなバナーを邪魔に感じる人もいるためです。

    ユーザーのWebサイト閲覧を邪魔してしまう可能性があることを十分に考慮したうえで、採用するかどうかを検討することをおすすめします。

    ポップアップバナー活用の事例

    ポップアップバナーは、以下のような場面で活用されています。

    • お得情報やカウントダウンの表示
    • 注意喚起やお知らせなどの表示
    • カート内商品の表示
    • 検索機能の配置
    • サイトデザインの一部として配置

    それぞれの活用方法について、詳しく見ていきましょう。

    お得情報やカウントダウンの表示

    ポップアップバナーには、クーポンコードやセール情報などユーザーにとってお得な情報や、カウントダウンを表示可能です。これらの情報を適切なタイミングで表示させれば、ユーザーの印象に残りやすくなり、CV数の向上が期待できます。

    また、ユーザーがWebサイトから離脱しようとしたタイミングでお得な情報を表示すれば、ユーザーの離脱を防止することも可能です。

    注意喚起やお知らせなどの表示

    ユーザーの注意を引くことを目的としているポップアップバナーは、注意喚起やお知らせなどの表示にも適しています。商品の使用方法や注意点など、Webサイトを訪れたすべてのユーザーに知ってもらいたい情報は、テキストで掲載するよりもポップアップを活用するほうが効果的です。

    ポップアップを活用して必要な情報を漏れなく確実に発信すれば、ユーザーからのクレームも未然に防止できるでしょう。

    カート内商品の表示

    ポップアップバナーは、カゴ落ち防止にも効果的です。カゴ落ちとは、商品をカートに入れたままWebサイトから離脱してしまうことを指します。カートに商品を入れたままWebサイトを離れようとした場合にカート内の商品を表示し、まだ購入を完了していない旨をリマインドすれば、ユーザーは買い忘れに気づけるため便利です。

    また、バナーを表示する際、メッセージとともに電話番号を表示しておくとより効果を実感できるでしょう。スマートフォンやパソコンでの入力に慣れていない高年齢層の人は、基本的にフォーム入力よりも電話での注文を選択するためです。

    検索機能の配置

    Webサイトの機能性を向上させたい場合は、ポップアップバナーに検索機能を配置するのがおすすめです。Webサイト上に検索バーを実装する場合とは違い、Webサイトのデザイン性を損なうことなく機能性を向上できます。

    機能性が向上すれば、ユーザーが使いやすいWebサイトへと改善されるため、ユーザービリティの向上にもつながるでしょう。

    サイトデザインの一部として配置

    シンプルかつデザイン性の高いポップアップバナーは、サイトデザインの一部としても活用できます。特に画像一枚で構成されたバナーであれば、サイトデザインを損なうことなくバナーとしての役割を果たすことが可能です。

    また、季節に応じてバナーの画像を変更すれば季節感をアピールすることのできるでしょう。季節感のアピールは、自社商品・サービスに季節限定のものがある場合に強い効果を発揮します。

    ポップアップバナーの成功事例

    メールマーケティングサービス「配配メール」を提供する株式会社ラクスでは、Webサイトにおいて、ポップアップバナーを利用することでバナー対象の資料のCV数が1.5倍になりました。ポップアップバナー利用前と利用後の半年間を比較した結果、CV数が261件から395件へと大きく増加しています。

    ポップアップバナーの参考にできるサイト3選

    ポップアップバナーをどのようなデザインにするか悩んでしまう場合は、豊富なポップアップバナーを掲載している以下のようなサイトを参考にするのがおすすめです。

    • pinterest
    • BANNER LIBRARY
    • バナー広場

    それぞれのサイトについて、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

    1.pinterest

    pinterestは、バナーデザインだけでなくイラストやロゴなどさまざまなデザインが掲載されているサイトです。気に入ったバナーデザインが見つかった場合は、pinterestのボードで保存・共有できます。ホーム画面にはユーザーの検索結果に基づいた画像がランダムで表示されるため、一般的な画像検索やSNSなどよりも求めている画像を見つけやすいです。

    pinterestユーザー向けの広告を配信できる機能もリリースされており、企業からの注目度も高まってきています。すでにマーケティングで活用されているSNS同様に、うまく使いこなすことができればさまざまな場面での活用ができるサイトといえるでしょう。

    2.BANNER LIBRARY

    BANNER LIBRARYは、良質なバナーデザインが多く掲載されているギャラリーサイトです。カテゴリーやテイストなどの分類が豊富なので、さまざまな検索条件からお気に入りのバナーデザインを見つけられます。画像にはタグが設定されているため、タグから画像を検索することも可能です。

    ホーム画面には、「今のシーズンにおすすめのタグ」が表示されています。バナーで季節感を表現したい場合にも、役立つでしょう。

    3.バナー広場

    バナー広場は、10000種以上の豊富なバナーデザインが掲載されているサイトです。さまざまなカテゴリーから画像を検索できるほか、絞込み検索を活用すれば、サイズやカラーなど複数の条件を満たした画像を検索できます。月間閲覧数ランキングを確認することもできるため、人気のあるデザインの傾向を把握することも可能です。

    更新頻度が高く、今後もさらにバナーデザインの種類が増えていくでしょう。

    まとめ

    ユーザーの離脱防止やデザインの自由度の高さなどさまざまなメリットがあるため、多くの企業がWebサイトにポップアップバナーを導入しています。Webサイトの雰囲気に合ったデザインのバナーを作成できれば、マーケティングに大きく貢献するでしょう。

    ただし、ポップアップバナーを邪魔に感じるユーザーも少なくありません。表示する内容や表示頻度などを工夫して、できる限りユーザーを不快にさせないようなポップアップバナーの作成を心掛けてください。

    新規開拓から商談獲得までを支援するメールマーケティングサービス「配配メール」では、作成したバナーをWebサイト上に表示させる「ポップアップ機能」を提供しています。

    専門的な知識がなくともバナー素材さえあれば、だれでも簡単に設定できます。

    また、バナーを表示させるタイミングも柔軟に設定できるので、Webサイトの閲覧を阻害せずにプロモーションができるので、ご興味のある方は以下より詳細をご確認ください。

    関連記事はこちら配配メールのポップアップ機能とは?

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    この記事の執筆者

    山盛 有希子執筆者のXへのリンク
    株式会社ラクス
    ラクスクラウド企画部 オンラインプロモーション課
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    山盛 有希子

    自動車部品メーカーで広報として3年間従事し、2020年6月にラクス入社。

    オンラインマーケティングチームに所属し、メルマガ運用やメルラボの企画・コンテンツ作成を担当。

    社内外向けにセミナーや勉強会を行い、メールマーケティングのナレッジを提供している。