マーケティングツールとは?種類ごとにおすすめツール12選

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マーケティングツールとは?種類ごとにおすすめツール12選

マーケティングツールとは、マーケティング活動のさまざまなプロセスで活用されるツールの総称です。課題のあるプロセスに適したツールを導入することで、効率的なマーケティングができます。
本記事では、プロセスごとのマーケティングツールの一覧と代表的なツール、選ぶポイントを解説します。

目次

    マーケティングツールとは

    マーケティングツールとは、マーケティング活動を改善・効率化するツールの総称です。市場調査や分析、効果測定など、これまで人の手で行われてきたマーケティング活動を自動化し、より効率的にする役割があります。

    マーケティングツールにはさまざまな種類があり、近年は多くの企業が導入を進めている状況です。注目されている理由には、マーケティング活動の変化と既存顧客との関係性を重視する傾向があげられます。

    インターネットの普及や消費者行動の変化に伴い、マーケティング活動も変化しています。スマートフォンの普及により、消費者は企業からのアプローチを待つことなく、自ら情報を入手できるようになりました。

    消費者の多様なニーズに沿って行うマーケティングは複雑化し、ターゲットごとに適切な情報発信ができるツールが求められています。

    また、新規顧客開拓には、既存顧客を維持するよりも多くのコストがかかることから、既存顧客と良好な関係性を構築することが重視されるようになりました。

    そのため、既存顧客の情報を一元管理し、関係性を維持するための活動を効率化できるマーケティングツールが注目されています。

    マーケティングツールはマーケティングのフェーズに応じてさまざまな種類があり、自社の課題に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。

    【フェーズ別】マーケティングツールの種類と一覧

    マーケティングツールは、次の3つのフェーズごとに、さまざまな種類があります。

    • マーケティング調査
    • 新規顧客開拓
    • 見込み客獲得・絞り込み

    それぞれのフェーズごとに、マーケティングツールを紹介します。

    マーケティング調査のフェーズ

    マーケティング調査とは、本格的なマーケティングを行う前に市場全体のトレンドを調査することです。

    マーケティング調査を行うことで消費者のニーズを把握でき、より消費者が求めるものに合う商品・サービスの提供ができるようになります。

    マーケティング調査を効率的に行うことができるツールは、次のとおりです。

    種類 特徴
    市場調査ツール ・顧客からの情報を収集・分析する
    ・オンライン・オフライン調査やデプスインタビュー、フィールドテスト、売上高分析などの機能がある
    レビューマーケティングツール ・口コミやレビューの収集・管理・分析を行う
    ・顧客のニーズと自社商品の評価を可視化する、口コミのネガポジを自動判定してアラートを出す、高評価レビューだけを店舗ページに自動掲載するなどの機能がある
    UGC活用ツール ・ユーザーが生成したコンテンツ(UGC)を収集・管理・活用する
    ・集めたUGCを自社サイトやLP、広告にスムーズに掲載、効果測定ができる
    VOC分析ツール ・コールセンターや問い合わせフォームなどに寄せられる顧客の声(VOC)を収集・蓄積・分析し、商品・サービスの改善につなげる
    ・アンケートを行ってVOCを集めるツールと、レビューやSNSなどのテキストデータを分析できるツールがある
    Webアンケートシステム ・インターネット上でアンケートの作成、配布、回収、集計までを完結できる
    ・回答URLをメールやSNS、QRコード等で簡単に告知でき、回収率が向上する

    新規顧客開拓のフェーズ

    新規顧客開拓のフェーズは、自社がこれまで取引したことがない消費者に対して行うマーケティングです。自社や自社の商品・サービスを認知していない消費者に対してアプローチし、商品・サービスを利用してもらうことを目的としています。

    新規顧客開拓の段階で各種ツールを使うことで、効率的な獲得が可能です。

    新規顧客開拓を効率的にできるツールを紹介します。

    種類 特徴
    SEOツール ・検索エンジンによる検索順位を上げる
    ・競合分析、コンテンツ診断、キーワード調査、アクセス解析など、SEOに必要な機能が搭載されている
    アクセス解析ツール ・Webサイトの訪問者に関するデータを収集・分析してユーザーの行動やニーズを把握できる
    ・Webサイトの課題や改善点を洗い出し、成果向上につなげる
    SNS分析ツール ・自社のSNSアカウント運用を支援するツールとSNS上の情報を分析するツールがある
    ・自社アカウントのフォロワー数増加・SNS上の数値の分析ができる
    Web接客ツール ・Webサイト上で実店舗のような接客を行い、ユーザーのニーズへの対応・情報の提供を行う
    ・ユーザーの離脱率・コンバージョン率(CVR)の向上を図る
    チャットボットツール ・ユーザーからの問い合わせに自動応答する
    ・ユーザーに選択肢を提示するシナリオ型や、学習機能のあるAI型が主流
    EFOツール ・Webサイトやアプリの入力フォームを最適化する
    ・離脱を防いでコンバージョン率(CVR)を高める
    LPOツール ・ランディングページを最適化する
    ・顧客の属性や行動履歴を分析し、顧客のニーズに合ったランディングページを提供する
    ヒートマップツール ・Webサイトやアプリなどのユーザー行動を色や濃淡で可視化する
    ・色で表現するため、専門知識がなくてもユーザーの詳細な行動を把握できる
    広告分析ツール ・広告の効果を測定・可視化し、広告の運用状況や費用対効果を分析する
    ・複数の媒体に出稿していても一元管理でき、オンライン・オフラインの広告をまとめて分析できる
    サイト内検索ツール ・Webサイト内のコンテンツを検索する
    ・訪問者を必要な情報にスムーズに誘導し、検索ニーズに合った情報を提供できる
    ・利便性が向上し、離脱を防止できる

    見込み客獲得・絞り込みのフェーズ

    見込み客とは、自社の商品・サービスに関心があり、将来的に利用する可能性がある顧客です。ツールを利用することで見込み客を効率的に獲得し、獲得した見込み客との関係構築をスムーズに行うことができます。

    見込み客獲得・絞り込みに役立つツールは、次のとおりです。

    種類 特徴
    フォーム営業ツール ・企業サイトのお問い合わせフォームを通じて営業メールを送るまでの作業を自動で行う
    ・作業の効率化と営業件数の拡大を図る
    名刺管理システム ・紙の名刺をデジタル化して管理する
    ・名刺情報を効率的に整理・活用し、情報共有する
    ABMツール ・特定のアカウント(企業)に焦点をあてたマーケティング手法をサポートする
    ・顧客データを蓄積・統合・分析し、ABMの運用をサポートする
    MAツール ・一連のマーケティング施策を管理・自動化・効率化する
    ・見込み客の管理やスコアリング、属性別に行うコンテンツの自動配信などができる
    SFA/CRMツール ・SFAは営業支援システム、CRMは顧客関係管理を行う
    ・定型業務を効率化してコア業務の時間が増え、営業効率の向上を図れる
    メール配信システム ・顧客のメールアドレスの一元管理やメール配信、効果測定機能を備える
    ・メールマーケティング業務を効率化し、メールの到達率や開封率を測定できる

    おすすめのマーケティングツール

    ここまで、各フェーズで活用できるマーケティングツールを紹介しました。その中でも、とくに活用されている代表的なマーケティングツールが、次の5つです。

    • MAツール
    • メール配信システム
    • 市場調査ツール
    • アクセス解析ツール
    • ABMツール
    • SFA/CRMツール

    ここでは、それぞれのツールでおすすめの製品を紹介します。

    MAツール

    MAツールとは「Marketing Automation Tool」の略で、見込み客の獲得に向けたマーケティング活動を自動化・効率化するツールです。見込み客に関する詳細な情報やアプローチを視覚化し、マーケティングと営業のスムーズな連携を実現します。

    MAツールの運用により、営業部はマーケティング部門から受注の可能性が高い見込み客の情報を得ることができ、優先的にアプローチをかけるなど、営業活動の大幅な効率化が可能です。

    ここでは、MAツールのおすすめを紹介します。

    配配メールBridge

    配配メールBridgeは、商談獲得に強いMAツールです。

    (配配メールBridgeの特徴)

    • 企業リストを活用して見込み客を獲得
    • ポップアップで見込み客獲得が1.5倍
    • Web来訪通知でアポ率アップ

    企業検索サービス「BIZMAPS」から確度の高い企業情報を検索・ダウンロードできるため、ダウンロードしたリストの顧客にアプローチして、効率的に見込み客の獲得ができます。

    また、サイトでポップアップを活用することでCV(コンバージョン)数が1.5倍になり、最小限のリソースでリード獲得件数を最大化することが可能です。

    Web来訪通知で見込み客の動きを察知することで、最適なタイミングで電話アプローチができます。その結果、アポ率のアップを図れるでしょう。

    さらに、複数のメール配信結果を横断し、メールに反応した見込み客を抽出できるため、より確度の高い見込み客の抽出ができます。

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    HubSpot

    HubSpotは、マーケティング、営業、カスタマーサービス向けのソフトウェアがAI搭載のカスタマープラットフォームに集約されている無料のツールです。

    (HubSpotの特徴)

    • 無料で利用できるマーケティングプラットフォーム
    • 見込み客に合わせて最適なオファーやメッセージを提示
    • 営業活動を支援・効率化

    無料で利用できるCRMにMAやSFAなどの専用ソフトウェアを組み合わせ、ビジネスの成長をサポートします。

    マーケティングソフトウェアにはAIが搭載されており、インサイトやパーソナライズ機能を活用し、サイトで関連性の高いコンテンツを提供して商談化の確度が高い見込み客の呼び込みが可能です。

    商談や取引の進捗情報や、送信したメール追跡、開封確認の通知などができ、営業活動を「見える化」して効率的に進めることができるでしょう。

    メール配信システム

    メール配信システムは、メールを自動配信し、顧客宛てのメールを一斉送信できるツールです。GmailやOutlookなどのメーラーは、多人数に一斉配信する際も設定を手作業で入力しなければならず、手間がかかるだけでなく人的ミスも起こりやすくなります。

    メール配信システムであれば自動で一斉送信でき、メールの作成や配信先の管理、効果測定などの機能も搭載されているため、メール配信業務の効率化に役立ちます。

    ここでは、メール配信システムのおすすめを2つみていきましょう。

    配配メール

    配配メールは、シンプルな操作でメール作成や配信、効果測定などができるメール配信システムです。

    (配配メールの特徴)

    • ドラッグ&ドロップで簡単にメールを作成
    • 配信結果をひと目で把握
    • 高いメール到達率を実現

    ドラッグ&ドロップで画像や文字ブロックを配置するだけで、HTMLメールを自由にデザイン・作成できます。差し込み機能や複数From指定で、一斉送信でも一人ひとりに宛てたようなメールを作成できるのもメリットです。

    過去配信したメールを自動で分析し、開封率が最も高くなる曜日と時間帯をヒートマップ形式で表示します。これをもとに配信設定することで、最適なタイミングでの配信が可能です。

    配信したメールを確実に届けるため、複数IPアドレスによる分散配信や悪質業者の排除など「スパムメール」と判定されないための万全な対策をとっています。そのため、高い到達率を実現します。

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    Cuenote FC

    Cuenote FCは、ハイスピードな大量配信と効果測定・自動CSVインポート等ができるメール配信システムです。

    (Cuenote FCの特徴)

    • 毎時1,000万通の配信性能を実現
    • 独自開発の配信エンジンで高い到達率
    • 直感操作でメール作成

    独自技術で毎時1,000万通の配信性能を実現し、大量の一斉送信も遅延なくスムーズに実施できます。

    また、配信履歴の分析により迷惑・スパム判定を回避し、Gmail・Yahoo!等のフリーメールや携帯キャリアアドレス宛にも高い到達率を実現します。

    メールはドラッグ&ドロップで初心者でも簡単に作成でき、メールの開封やクリックの有無など閲覧状況に応じて配信内容を変えるシナリオメールの配信も可能です。

    市場調査ツール

    市場調査ツールは、市場調査を効率良く行うツールです。アナログで調査を行うよりもスピーディに市場に関する分析ができ、ターゲットになる顧客について知ることができます。

    ここでは、市場調査ツールのおすすめを2つ紹介します。

    Googleトレンド

    Googleトレンドは、キーワードの検索回数や傾向を把握できる無料のツールです。利用することで、市場のトレンドを把握できます。

    (Googleトレンドの特徴)

    • キーワードの検索需要の推移を把握
    • 過去24時間のトレンドワードを確認
    • トレンド情報を自動取得

    GoogleトレンドはGoogleの検索エンジンが収集したデータベースからリアルタイムでデータを参照しているため、正確でタイムリーな検索需要の推移を確認できます。

    「過去30日間」「過去5年間」といった特定の期間や、設定した期間でのデータ分析も可能です。

    過去24時間のトレンドワードもチェックでき、リアルタイムで話題になっている情報がわかります。

    また、キーワードとメールアドレスを登録することで、週1回あるいは月1回程度の頻度でキーワードに関する最新情報を受け取ることが可能です。「急上昇ワード」を選択すれば、随時あるいは毎日のトレンドワードも取得できます。

    e-Stat

    e-Statとは、総務省統計局が運営する政府統計の総合窓口です。各府省が公表する統計データを1ヵ所に集約しており、誰でも無料で閲覧できます。

    (e-Statの特徴)

    • 17の統計分野などさまざまなタイプの検索機能
    • 民間企業などが公表しているデータも掲載
    • 主要な統計データはグラフなどで見やすい

    統計データは、「人口・世帯」「労働・賃金」など17分野や作成組織からの検索、キーワードの指定など、さまざまな検索機能が搭載されています。そのため、目的のデータを見つけやすいのが特徴です。

    国だけでなく民間企業などが公表しているデータも掲載しており、APIにより大量のビッグデータを取得することもできます。

    また、統計データはグラフや時系列表、地図など、見やすく加工されているのもメリットです。

    アクセス解析ツール

    アクセス解析ツールとは、自社のWebサイトに訪問したユーザーに関する情報を自動的に収集・解析するツールです。自社サイトの訪問者数が増えない、コンバージョン率が低いといった課題がある場合に役立ちます。

    ツールによりアクセス数やユーザーの属性、滞在時間、流入元などを分析することで、サイトの課題を抽出し、改善を行いながら成果を高めることができます。

    ここでは、アクセス解析ツールのおすすめをみていきましょう。

    Google Analytics

    Google Analyticsは、Google社が提供する無料のアクセス解析ツールです。アクセス数やユーザー属性など、幅広いデータを収集・分析できます。

    (Google Analyticsの特徴)

    • 訪問ユーザーの数と質がわかる
    • アクセス元の経路がわかる
    • 「行動」やCVの数がわかる

    Google Analyticsに登録すると付与される「トラッキングコード」をサイト内に埋め込むことで、各種データを計測できる仕組みです。

    訪問したユーザーの数や属性がわかり、検索エンジンやSNSなど、訪問した経路・アクセス元の情報もわかります。

    また、ページビュー数や滞在時間、直帰率などの「行動」がわかり、最終的な成果であるコンバージョン数も確認できます。

    さらに、施策を実施したあとで、コンバージョン数がどのように変化したかを確認でき、施策の効果測定が可能です。

    Adobe Analytics

    Adobe Analyticsとは、Adobe社の提供するアクセス解析ツールです。Adobeの他製品と連携させれば、ホームページ制作からマーケティングまで活用できます。

    (Adobe Analyticsの特徴)

    • ワークスペースでレポート作成・分析
    • セグメント・計算指標でアクセス状況を把握
    • フォールアウトで目標達成度を確認

    Adobe Analyticsは、主に3つの機能でアクセス解析できるのが特徴です。

    ワークスペースはレポート作成・分析時に利用するメイン機能であり、ドラッグ&ドロップの簡単な操作でデータをビジュアル化できます。

    セグメントは対象データを絞り込むフィルタリング機能で、ユーザーのアクセス状況の把握が可能です。

    フォールアウトでは、サイトの目標達成度がわかります。アクセスしたユーザーのうちどれだけの人数が最終目標に到達したか、離脱したポイントはどこかといった点を把握できます。

    ABMツール

    ABMツールのABMは、「Account Based Marketing」の略です。ABMツールとは、データ分析によって抽出した、成約の見込みが高い特定のアカウント(企業)に焦点をあてたマーケティングができるツールです。

    ターゲット企業を絞り込み、ニーズに合わせた営業を検討できるため、効率の良い営業ができます。

    ここでは、ABMツールのおすすめを紹介します。

    Datanyze

    Datanyzeは、3,500万のWebサイトを毎日解析し、企業データを提供するABMツールです。登録することで、他企業が導入を検討しているテクノロジーを推測できます。

    (Datanyzeの特徴)

    • 見込み客の優先順位データが手に入る
    • タイムリーな顧客管理が可能
    • 顧客候補情報をリアルタイムに通知

    自社の既存顧客のドメイン情報から業種や規模などの属性を分析し、AIが見込度モデルを作成します。ベストな見込み客を一括抽出するため、営業先の優先順位を把握できます。

    また、自社の顧客ドメインを登録しておくことで、テクノロジー採用・削除状況のリアルタイムな把握が可能です。これにより、顧客へのアップセルや解約防止など、タイムリーな顧客管理を実施できます。

    uSonar(ユーソナー)

    uSonar(ユーソナー)は、データに基づく経営戦略、営業・マーケティング戦略を支援するABMツールです。国内最大の企業データと、顧客データ・名刺などの営業活動データにより、自社が今提案すべき企業を可視化します。

    (uSonarの特徴)

    • 820万件の法人企業データベース
    • 高精度にクレンジング・名寄せを実現
    • 優先アプローチ先を把握

    uSonarの企業データベースは国内拠点99.7%を網羅した820万件で、資本系列や本社・事業所関係も把握できるため、グループ攻略も可能です。

    データベースを辞書にして散在する顧客データ・リードデータを高精度にクレンジング・名寄するため、取引先の登録を簡単かつ正確に行い、最新の状態を維持できます。

    顧客データとデータベースを一元化し、優先的にアプローチする見込み客の可視化が可能です。

    SFA/CRMツール

    SFA/CRMツールとは、企業の営業やマーケティング活動の情報を管理するマーケティングツールです。

    SFAは「Sales Force Automation」の略で、営業支援システムと呼ばれます。CRMは「Customer Relationship Management」の略で、顧客管理システムのことです。

    SFAは商談から受注までを担うツールであるのに対し、CRMは受注以降の顧客との完成性を構築する役割があります。

    それぞれ役割は異なりますが、機能が重なる部分もあり、提供されているツールの多くは両者の機能が備わったSFA/CRMツールです。

    ここでは、SFA/CRMツールのおすすめを2つ紹介します。

    Sales Cloud

    Sales Cloudは、国内外でトップシェアを誇るSFA/CRMツールです。見込み客や商談の管理や売上予測など、営業活動を効率化するさまざまな機能を備えています。

    (Sales Cloudの特徴)

    • 顧客情報を一元管理
    • 部門間の連携強化
    • 顧客データの可視化による適切なアプローチ

    Sales Cloudは顧客や見込み客の情報、営業案件の進捗状況を一元管理します。すべてのデータをまとめて管理するため、顧客への対応漏れを防ぎ、現状にあった最適な提案が可能です。

    一元管理により、マーケティング部門と営業部門の連携強化も図れます。マーケティングの活用により獲得した見込み客を適切な営業担当に割り振ることで、受注率を高める体制を構築できます。

    また、顧客データを可視化して分析できるため、顧客のニーズを把握して適切なアプローチが可能です。

    Mazrica Sales

    Mazrica Salesは、営業活動に必要な顧客・案件・行動・名刺などのすべての情報を一元管理できるSFA/CRMツールです。見込み客の創出から営業案件の成約まで、1つのツールで完結します。

    (Mazrica Salesの特徴)

    • 獲得した見込み客をリアルタイムに営業へ連携
    • AIが案件のリスク分析や類似案件をアドバイス
    • 各担当の進捗状況を共有してリモートワークを支える

    マーケティングで収集したWeb行動やメール開封の履歴と営業側の活動情報が1つの見込み客に統合され、営業へのスムーズな連携が可能です。

    AIが過去案件の情報から機械学習してリスク分析や類似案件を直接アドバイスするため、受注率アップを図れます。

    また、各担当の進捗状況を共有できる案件ボードにより、営業のリモートワークをサポートします。

    マーケティングツールを選ぶポイント

    マーケティングツールは、自社の課題に合わせ、解決できるものを選ぶことが大切です。その際は、次のポイントを押さえましょう。

    • 導入の目的に合った機能が搭載されているか
    • 既存システムと連携できるか
    • 操作性は良いか

    ここでは、マーケティングツールの選び方を解説します。

    導入の目的に合った機能が搭載されているか

    まず、自社が解決したい課題を洗い出し、導入の目的を明確にすることが大切です。目的が明確でないと、課題の解決に役立つ機能がよくわからず、自社に合うツールを選べません。

    たとえば、自社サイトでコンバージョン率が上がらないという課題がある場合は、サイトへの集客とコンバージョンにつなげるためのアクセス解析ツールが適しています。

    マーケティング活動の工数が多いという課題には、業務を効率化できるMAツールを選ぶとよいでしょう。

    メールの配信に手間がかかる、メールによる営業の成果が出ないといった課題には、メール配信システムの導入をおすすめします。

    なお、マーケティングツールは、多機能であるほど良いというわけではありません。多機能なツールほど料金は高い傾向にあり、利用しない機能が多ければコストが無駄になります。

    自社の課題に合わせ、必要最小限の機能が搭載されているツールを選びましょう。

    既存システムと連携できるか

    マーケティングツールは、既存システムと連携できることも重要なポイントです。連携により、業務がよりスムーズになります。

    たとえば、MAツールは、SFA/CRMツールと連携が可能です。見込み客の獲得から顧客との関係維持までを行うSFA/CRMツールは、一般的にマーケティング以降の工程で導入されます。

    そのため、マーケティング活動を効率化するMAツールと連携することで、MAツールに蓄積している見込み客の情報や対応履歴などをSFA/CRMに同期でき、部門を超えた情報共有ができるようになるでしょう。

    また、顧客情報を一元管理しているSFA/CRMツールとメール配信システムを連携すれば、顧客情報を自動同期でき、新たな顧客情報を手作業で入力する手間がなくなります。

    送付したメールのクリック率やコンバージョン率など顧客の反応を、データとして蓄積することも可能です。

    操作性は良いか

    ツールを社内で定着させるためには、IT操作に慣れていない社員でも使いこなせる操作性が重要です。どれだけ性能の高いツールでも、操作性が悪いとうまく使いこなせず、導入の目的である課題解決も果たせません。最終的に使われなくなってしまえば、コストも無駄になるでしょう。

    本格導入する前に無料トライアルを活用し、操作性を確かめましょう。操作性とともに、マニュアルやサポート体制が充実しているかどうかも大切なポイントです。

    まとめ

    マーケティングツールは、調査から見込み客の絞り込みまで、マーケティングの各段階における活動を効率化できるツールです。自社のマーケティング活動で課題があるフェーズに導入することで、課題の解決とスムーズな見込み客の獲得が期待できます。

    マーケティングツールを選ぶときは、自社の課題を解決できる機能があるかどうかをチェックしてください。本格導入前に、無料トライアルで操作性を確かめることも忘れないようにしましょう。

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    この記事の執筆者

    山盛 有希子執筆者のXへのリンク
    株式会社ラクス
    ラクスクラウド企画部 オンラインプロモーション課
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    山盛 有希子

    自動車部品メーカーで広報として3年間従事し、2020年6月にラクス入社。

    オンラインマーケティングチームに所属し、メルマガ運用やメルラボの企画・コンテンツ作成を担当。

    社内外向けにセミナーや勉強会を行い、メールマーケティングのナレッジを提供している。