マーケティングオートメーションとは。役割、メリット、導入のポイントを解説!

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マーケティングオートメーションとは。役割、メリット、導入のポイントを解説!

業界を問わず、業務の効率化は大きな課題のひとつです。今日では技術の進歩によって、かつて人の手で行われてきた業務の多くを自動化できるようになっています。このようにあらゆる業務の自動化の中でも、近年特に注目されているのが、MA(マーケティングオートメーション)です。今回はMAを行う上で欠かせないツールの役割やメリット、そして導入のポイントなどをご紹介します。

目次

    MAツールとは

    MAツールとはどのような役割を担っているのか、そして導入することによって得られるメリットとはどのようなものなのかなどをはっきりと理解できていなければ、本当に自社に必要なのかを検討することはできません。

    まずはMAツールの概略や求められている背景について詳しくご紹介します。

    概略と求められている背景

    かつてマーケティングは人の手によって行われており、膨大な時間や労力、コストを要していました。その上、人的ミスなどのリスクも高く、分析の精度のバラつきといった問題も抱えていたのです。

    現在はインターネットの普及により、メールやWebサイトの訪問者分析やスコアリングなどは一般的に行われています。
    その中でMAの目的は、マーケティングに必要な情報のインプットから分析、そしてアウトプットまでをシステム上で行って自動化することです。MAツールを導入することによって、従来のマーケティングに必要だった時間・労力などをカットできる上、業務の精度も高めることができます。

    今日ではインターネットの普及によってエンドユーザーも多くの情報を得ることができるようになりました。また、商品やサービスの購入方法・利用方法が多様化したこともあり、マーケティングはより複雑で高い精度を求められるようになりました。

    このような時代背景によって、MAツールへの需要はますます高まっています。

    メール配信サービスとの違い

    メールを使ったマーケティングの手法は、近年もっとも一般的な手法のひとつです。メール配信サービスは多くの組織で導入されています。
    メール配信サービスの主な機能である、メール配信機能やメールの作成、自動送信に関しては、MAツールでもほとんどが標準で実装されています。
    ただ、MAツールはメールのみではなく、上述の通りあらゆる情報のインプットから分析、そしてアウトプットまでを総合的に行うことのできるシステムのことを指します。
    そのため、MAツールとメール配信サービスは区別されるのが一般的です。

    関連記事はこちらMAツール検討の軸となる「導入の判断基準」と「機能」とは

    関連記事はこちらなぜMAが必要なのか?導入の際の注意点も解説!

    MAツール導入のメリット

    MAツールを導入することによって得られる最大のメリットは、ますます複雑化していくマーケティングにかかる莫大な労力やコストを大幅にカットできるという点です。同時に、システムで行うことによってマーケティングの精度を高めることもできます。

    人の手によってマーケティングを行うとどうしてもミスやバラつきが発生しやすくなります。そのようなリスクを軽減し、マーケティングの精度を高められるという点もMAツール導入のメリットのひとつです。

    MAツール導入について

    現在、多くの企業でMAツールが導入されています。とはいえ、まだ検討段階の方も多いでしょう。
    次に、MAツールの導入方法について詳しくご紹介します。

    導入のステップ

    MAの導入には3つのステップがあります。ここではそれぞれのステップについて詳しくご紹介します。

    組織の目的やゴールを明確にする

    MAツール導入に向けた最初のステップは、組織内のマーケティングの問題点を洗い出して目的とゴールを明確にすることです。
    目的はできるだけ具体的にすることが大切です。どのような顧客にどのようなアプローチをしたいのかを細かく定めることにより、自社にあったツールを見つけやすくなります。

    ゴールに導くためのプロセス

    目的が明確になったら、顧客と接点を持つためのプロセスやフローを作成し、実際に提供するコンテンツやシナリオを設計していきます。
    このステップは、MAツール導入による成果を得る上でもっとも重要なポイントになります。
    最初のステップで明確にした目的・ゴールに最短で近づけるように丁寧にフローを組み立てていくことが大切です。

    役割分担を徹底して運用を開始する

    マーケティングに関わる各部門の役割分担を徹底した上で、MAツールを本格的に導入します。
    MAツールの効果を最大化するためには、マーケティング担当者のみではなく、顧客と直接接する営業部門としっかり役割分担することが大切です。もちろん、ただ役割を明確にするだけではなく組織全体での情報共有や連携も重要なポイントとなります。

    導入の際の注意点

    MAツール導入の際に注意しなければならないポイントはいくつかありますが、もっとも重要なのは自社の目的に合ったツールを選ぶことです。単にMAツールといってもさまざまなものがあり、機能や使い勝手はそれぞれ異なります。

    どんなに多機能・高スペックなシステムであっても、組織の規模に合っていなければ使い勝手のいいシステムとはいえません。組織の規模によってはシンプルでコンパクトなシステムの方が使いやすく、抱えている問題や課題をスピーディに解決できるケースもあります。
    また、多機能なシステムになるとそれだけ導入や維持に高いコストがかかることもあります。

    関連記事はこちらメール配信システムとマーケティングオートメーションを徹底比較!抑えるべき5つのポイント

    まとめ

    インターネットの普及が進んだこともあり、マーケティングに求められる要素は増え、手法も複雑になっています。かつて、マーケティングは人の手によって行われてきました。しかし、時間や労力などの面で、システムによって自動化するのが一般的になりつつあります。
    MAツールを導入することによって、マーケティングにかかる時間や労力などを大幅に削減し精度を高めることができます。
    自社に合ったツールを選び、MAの効果を最大限に活用しましょう。

    関連記事はこちら「結局MAツールって何を使えばいいの…?」MAツール比較7選

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    この記事の執筆者

    大塚 陽生執筆者のXへのリンク
    株式会社ラクス
    ラクスクラウド企画部 オンラインプロモーション課
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    大塚 陽生

    広告代理店の営業&ウェブ広告の運用担当として6年間従事し、2019年4月ラクス入社。

    オンラインマーケティングチームに所属し広告運用や営業メールの運用を担当。

    メルラボでは、主に自身のメール配信実績をもとにした記事を作成。