「株式会社FREEDiVE様」の配配メール導入事例
はじめに
-kintoneと配配メールの連携について
2023年3月にサイボウズ株式会社が提供する業務改善プラットフォーム「kintone」との連携をリリースいたしました。
その背景には、お客様から「顧客リストを配配メールに自動で連携させラクに配信作業を行いたい」という声を多くいただいておりました。
そこで、連携の要望があるお客様にヒアリングさせていただくと、連携したい顧客リストが存在するシステムとしてkintoneが多く連携の要望をいただいていたことから、まずはkintoneと連携する運びとなりました。
従来であれば、顧客管理システムと連携する際には数十万〜百万円の開発費用が発生するケースがありますが、連携システムの配配メールコネクタは開発費用なしの月額費用でご利用いただける料金体系と手軽に始めやすいため、リリース以降多くのお客様に提供させていただいております。
そこで今回配配メールとkintoneの連携サービスをご利用いただいている株式会社FREEDiVE様に取材をさせていただきました。
-株式会社FREEDiVE様について
株式会社FREEDiVE様は、マーケティングコンサルティング業を中心に事業展開しています。
『すべての人に「自己実現革命」を起こす』というミッションのもと、WEBサイト制作や広告運用、Wi-Fi事業と幅広くサービス提供をされています。
今回はその中のWi-Fi事業でkintoneと配配メールを連携しメールマーケティングを実践させている梶間様にお話しを伺いました。
スプレッドシートでの顧客管理には限界があった
-まずkintoneを利用されるに至った背景を教えてください。
kintoneを導入する前は顧客管理を全てスプレッドシートで管理していました。
しかし、約1万件になる顧客管理をスプレッドシートのみで管理することが難しくなってきたということもありますし、顧客情報が増えたことでデータの所在がどこにあるかわからないということが起こってしまいました。
そこで、顧客情報を一元管理できるkintoneを2020年頃から活用しています。
リスト登録や配信設定が手動のため手間に感じていた
-メール配信の取り組みについて教えてください。
以前よりメール配信に取り組んでおり、メール受信共有管理ツールを使用していました。
配信自体は問題なく行うことができていましたが、配信リストの抽出作業に手間がかかっていました。
配信内容としては、Wi-Fiを初めて使う方に向けた操作案内やトラブルが起きてしまった時の対処方法、また顧客満足度を調査するためにステップメール配信やグループ配信など目的に合わせて配信を行っていたので、その分設定作業も多くなります。
例えば、ステップメールを自動で送れるシステムではなかったので、配信対象の絞り込みやシナリオを手動で構築していました。
また、配信リストはkintoneから顧客情報を手動でcsv出力し配信システムに取り込んで配信を行っていました。
加えて一回で配信できる件数に制限がありましたので、何度も同じ作業を繰り返していたため手間に感じていました。
稼働工数を削減できると感じて配配メールを導入検討
-配配メールの導入のきっかけを教えてください。
業務を行っていく中で、1番負荷がかかっている業務はなにかを洗い出したときにステップメールの稼働工数ということが分かりました。
そこでステップメール配信作業を軽減できるシステムがないかということで、配配メールさんに提案いただき、無料トライアルもさせていただき操作感などを確認したところ使い勝手がよかったので正式に導入させていただきました。
都度30分かかっていたリスト登録作業が5分に短縮
-kintone連携による効果はいかかでしょうか。
リスト登録は5分程度で、しかも自動で終えることができます。
弊社では複数の商材を取り扱っており、1商材につき8つのステップメールがあります。
配配メールを利用する以前は、毎日リスト登録を手動で行っていたため、リスト登録をするだけでも1つのステップメールあたり30分以上の時間がかかっていました。
リスト登録作業からメール配信が完了するまでだと1時間は必要でした。
配配メールコネクタを利用し、kintoneと連携ができるようになったことで、これまで手動で行っていたリスト登録作業が自動でできるようになりました。
そのため、毎日決まった時間に自動でリスト登録ができるように設定をしているので大幅に工数削減することができました。
また、以前はステップメールも手動で作成していました。
しかし配配メールを活用することで、ある日を基準に何日後にメールを送ると設定しておくだけで自動でメール配信ができるようになりました。
そのため、配信に関してもかなり自動化することができ、配信漏れといったミスも無くすことができています。
-連携を行う上で難しかった点はございましたか?
kintoneと配配メールの項目名の連携部分が上手く設定できないことがありましたが、サポート担当の方と一緒に設定をしていただいたので解決することができました。
それ以外は特に問題なく使用することができています。
配信結果をもとにしたメールマーケティングの実践へ
-今後の展望について教えてください。
より顧客のデータを活用してマーケティングができればと考えています。
そのためにもまずはメール経由のCVRをきちんと計測していきたいです。
-先日リリースさせていただいたバージョンアップで開封クリック情報をkintoneに同期することができるようになりました。
例えば、別商材の案内などをされた時にURLをクリックした人だけをkintone上で絞り込んでリスト抽出するといったこともできるようになったのでマーケティング活動に寄与できるかと思います。
管理がだいぶしやすくなりそうですね。
今後ここまでできたらといいなと思います。
配信数が多い企業様におすすめ
-kintoneと配配メールの連携はどういった方にお勧めできますか?
弊社のように一定水準のお客様を抱えていてメールマーケティングをやっている企業さんだったり、メールの配信数が多い企業さんはお勧めなのかなと思います。
やはりリスト数が多いと手動で設定するにはかなりの時間を要しますので、自動化することで手間が削減できることがメリットになると感じます。
-kintoneと配配メールを連携し、自動化することで作業工数の削減に貢献できているということで非常に嬉しく思います。
今後配信結果をもとにしたマーケティング活動にも力を入れていかれるということで、お困りの際はお気軽にサポート担当へご連絡ください。本日はありがとうございました。
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