「ブラッシュアップ・ジャパン株式会社様」の配配メール導入事例
はじめに
-配配メールBridgeのポップアップ機能について
ラクスが提供する「配配メールBridge」は、2024年5月にノーコードでWeb問い合わせを増やす新規開拓機能として「ポップアップ機能」をリリースいたしました。
本機能は、Webサイト閲覧中の潜在顧客に対してポップアップバナーを表示し、任意のページやフォーム入力へ誘導することができます。これにより、効果的な新規開拓を実現します。
-ブラッシュアップ・ジャパン株式会社様について
ブラッシュアップ・ジャパン株式会社様は「20代の挑戦を応援する」を掲げて採用・就職支援サービスを展開する人材紹介会社です。
本日はWebマーケティングを担当する企画推進室の大江様・浅見様に、ポップアップ機能をはじめとした配配メールBridgeの活用についてお話をお伺いしました。
求職者へのアプローチ方法に課題が
-ブラッシュアップ・ジャパン株式会社様は、もともと配配メールを利用されていましたよね。
そうですね。弊社のターゲットとなる20代の求職者に向けてアプローチする方法を最適化したいと考え、配配メールを利用していました。
新規会員の集客方法としては、リスティング広告やアフィリエイトサイトからの集客がメインです。しかし、転職エージェントサービスの数が多く競合が拮抗している昨今の流れから、広告単価の上昇が課題としてありました。業界全体として広告費が高騰しているなかで、新規獲得だけでなく、すでに会員登録してくださっている求職者へのアプローチをしっかりおこなっていく必要があります。
求職者にしてみれば、転職をする際は複数サービスを登録して比較・検討するのが一般的です。数あるサービスのなかから弊社を利用してもらうために、メールを活用したアプローチを実施しています。
-配配メールBridgeに切り替えたきっかけは何でしたか?
弊社はオンラインでの集客がメインであるがゆえに、求職者とのコミュニケーションが無機質なものになることに課題を感じていました。そこで、窓口担当から求職者に直接電話でアプローチし、窓口担当との電話を通じて「人柄の良さ」や「やりとりのしやすさ」などを感じてもらい、弊社を選んでもらう理由にしていきたいと試行錯誤していたのですが、これもまた難しくて。
サービス登録者にメールを配信し、面談予約のリンクをクリックしてくれた方のリストを手動で抽出して、顧客管理システムで電話番号などの情報を確認してから架電する…というプロセスを踏んでいたので、とにかく工数が多かったんです。求職者が反応してから電話でアプローチするまでに2、3時間はかかっていました。手動でのフローなので、どうしてもタイムラグが発生してしまう状況でした。
求職者の「タイミング」が重要だと考えていたため、この2、3時間のタイムラグは大きな課題と捉えていました。
そんなとき、配配メールBridgeの「トリガーメール機能」を知ったことが、切り替えの決め手になりました。特定のページにアクセスするなどの発動条件を設定すると、自動的にメールを送ることができて、求職者へのアプローチが自動化できます。また、来訪通知を受け取れることで、スピーディーな電話でのフォローができることに魅力を感じました。
求職者へのタイムリーなアプローチや自動フォローが可能な点から、弊社で抱えている課題を解決できると思い、配配メールBridgeへの切り替えを決めました。
配配メールBridgeの導入で、申し込み数が10%増加
-実際に配配メールBridge機能を活用して、どのようなメルマガ運用をされていますか?
「セグメント配信機能」を使って、配信先を「toC(求職者向け)」「toB(企業向け)」の2つにグループ分けをしています。
求職者向けには、2週間に1回ほど実施している休日カウンセリングの案内をしています。また、会員登録をいただいてから時間が経っている求職者に対しては、就職・転職活動の状況を確認し、就職・転職活動への意向度を測っています。
ほかにも、就職や転職に役立つ情報提供や求人情報なども送付しています。求人情報に関しては、営業職希望の求職者には営業職の求人を送るなど、希望職種に合った求人を提供するように設定しています。
企業向けには、採用が活発になる時期に合わせてノウハウやコラムなどを提供したりしています。
-他にも配配メールBridgeで活用している機能があれば教えてください。
開封率向上に貢献してくれているのが「メモリー配信機能」です。受信者が過去にメールを開封した時間帯に合わせてメールを自動配信する機能です。メモリー配信を導入して以降、開封率が24%前後から30%まで上昇しました。
ほかにも、「来訪通知機能」を活用して営業アシスタントの業務を効率化しました。特定のページにアクセスした顧客を通知で知らせてくれる機能で、電話フォローのタイムラグが少なくなりました。通知内容を簡単にカスタマイズできるところもとても使いやすいです。データベースを登録するときに、電話番号やメールアドレスなど、さまざま情報を自由に設定できるので、カスタマイズ性があって使いやすく、業務効率アップに繋がっています。
-メルマガ配信に対して反応があった顧客にはどのようにアプローチしていますか?
「トリガーメール機能」を活用し、面談予約ページに遷移した求職者にフォローメールを自動配信してアプローチしています。メール送付後に反応があった求職者に対しては、営業アシスタントが電話でフォローの対応をしています。以前は、メールの送信も営業アシスタントが手動でおこなっていたので、業務負担の軽減に繋がってとても助かっているんです。面談予約から面談実施までのプロセスがスムーズになっていますね。
また、トリガーメールにより興味関心の高い求職者へのアプローチを自動化したことで、面談申し込みの取りこぼしを防げるようになったのも大きな成果です。現在申し込み件数は導入前と比較して5〜10%ほど増加しており、効果を実感しています。
ポップアップ機能の導入後すぐ、反応が見えるように
-新機能である「ポップアップ機能」も早速ご活用いただいていますが、導入するに至った背景を教えてください。
以前から社内で「ポップアップを導入したい」という話はよく出ていましたが、自社で開発するには難しく、外部ツールを導入するにはコストがかかるため、導入を見送っていました。なかなか手を出せずにいたところ、メール配信用途で配配メールBridgeを導入するにあたって、ポップアップ機能もあることに気付き、ありがたく使わせていただいています。
-ポップアップ機能の設定方法はいかがでしたか?
「誰でも設定できる」と感じるほど、簡単な印象です。実際に導入する際は、丁寧でわかりやすいマニュアルをいただいたことで、簡単に使いこなせるようになりました。
仮に自社でポップアップ機能を開発したとしても、結局はコードを書く必要があるなど設定に苦戦していたと思います。配配メールBridgeでは、ポップアップを表示したいページのURLを指定し、表示したいタイミングを数字で指定するだけで簡単に設定できるので、とても使いやすいです。
-ポップアップ機能の活用方法を教えてください。
今は「いい就職ドットコム」と「20代の転職相談所」の2つのサイトでポップアップ機能を活用しています。求職者向けのお役立ちコラムのページ内に導入しており、読み終わったタイミングでポップアップが表示されるように設定してみました。
「面談を受けてみませんか?」や「口コミで高評価をいただいています」などの文言とともに登録フォームへ誘導しています。
サイトごとにポップアップバナーの色を変えたり、誘導先に合わせて複数のバナーをカスタマイズしたりと、効果を見ながら適宜変更しています。複雑な操作がなく、使いやすくてとてもありがたいです。
-ポップアップ機能導入後の成果はいかがですか?
実はこれまでも、コラムページ内に面談予約を案内するボタンやバナーは設置していたのですが、コラムページから申し込みが獲得できた実績がほとんど無く、細かい数値検証もできずにいました。
それが、ポップアップを設置してすぐに反応が見えるようになり、意外にもクリック率が10〜17%あることに気付けたのが成果です。具体的な数値を知れたことで、大きな伸び代を感じました。これからは、もっとPDCAを回して面談予約などに繋がるような改善をしていく予定です。
-今後の展望を教えてください。
今後はtoB向けのマーケティングにもっと注力をしていきたいですね。toC向けはある程度活用はできていて成果を実感しているので、まだまだ開拓の余地があるtoBに向けて、配配メールBridgeの豊富な機能を使っていくのが楽しみです。
-ありがとうございます!配配メールBridgeは、今後も商談獲得に特化した便利な新機能をリリース予定です。ぜひさまざまな機能を活用してみてください!
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