「株式会社プリシラ様」の配配メール導入事例
はじめに
ウィッグメーカーとして30年以上の歴史を誇る株式会社プリシラ様。バラエティショップやアクセサリーショップなどへの卸業を中心にBtoBのビジネスモデルを主体として事業を展開されております。今回は取引先の拡大を目的に新規顧客の開拓から展示会で獲得したリストのアプローチまでプリシラ様の幅広い営業活動をサポートしているメール術について、社長の富澤様と営業部の佐々木様にお話を伺いしました。
新規顧客開拓購入リストを活用したメールアプローチ術
ーはじめに、配配メールの導入に至る経緯をお聞かせください。
富澤様
これまで新規開拓の取り組みとして展示会に出展していました。ただ、展示会は全体でも年に数回、そこで名刺交換したお客様へのアプローチもだいたい出展後1ヶ月程度と、新規開拓を強化できる期間が限られているという課題がありました。その課題の解決として様々な手段を検討したり試したりしましたが、そもそも新規開拓のために営業人員を多く割くのは非効率、かつ営業活動の外注は多額の費用発生する、ということもあり、効率的に多くの顧客へアプローチでき、かつ現状のメーラーで実施できるメール施策に行き着きました。
ただ、メール配信といっても新規開拓を目的となると、まずはメールアドレスを獲得しなければならないといけませんので、まずはリスト購入から取り組みました。そこで美容系の会社や病院などの数万件リストへアプローチを始めたのですが、施策開始時はメール配信に関する知識がなく、メーラーで送るのは意外と非効率、かつお客様がメールを見てくれたかどうかの反応が分からないという新たな課題が浮き彫りになりました。そこで効率的に一斉配信できるメール配信サービスを検討しました。
そこで配配メールを含め、数社検討させていただいたのですが、弊社が求める容量の大きい添付ファイル配信機能や営業担当の堀川さんの対応スピードなどが決め手となり、配配メールを導入させていただきました。
ー導入後、購入したリストからの成果はいかがでしたか。
佐々木様
導入後、当初の配信目的であった新規開拓に関しては一定成果が出たと感じております。富澤がお話した購入リスト経由でいうと10件以上は商談につながりました。開封率は10%程度と平均よりは低めなのですが、配信してから2~3ヶ月後に問い合わせが発生することもあり、メールを活用した継続的なアプローチの重要性を実感しました。
その中から、新規でのお取引も何件かスタートしています。具体的にはフォトスタジオのお客様です。こちらは店舗に通ってくれるお客様をヒントに、ウィッグの需要がありそうなフォトスタジオ業界を私自身が数件ピックアップしてアプローチしたことが功を奏しました。
ー新規開拓を目的としたリスト購入などのアプローチを詳細にお聞かせいただきまして、まことにありがとうございます。実は我々配配メールもお客様の新規開拓を支援すべく2023年10月にアイドマ・ホールディングスが提供する企業検索サービス「BIZMAPS」と提携し、企業リストダウンロードオプションをリリースいたしました。
確度の高い企業情報の検索・ダウンロードが可能ですので、ぜひお試しください。
休眠顧客との接点強化顧客の展示会で名刺交換した
お客様へのメールアプローチ
ーそこから配配メールをどのように活用されていったのでしょうか。
富澤様
先ほどお話したような新規開拓を重点的に取り組んでいたのですが、もちろん成果が出ないリストもあり、売上の伸び率としてはやや停滞気味になっておりました。そんな折、CSの千葉様から「今まで30年近く出展されて獲得した名刺にメールでアプローチしてみてはどうですか」とアイデアをいただき、早速取り組みました。
具体的に送っているコンテンツとしては、展示会の出展情報や新作の案内などです。数値的には平均のクリック率が1.8%ほどです。ただ、我々としては送った情報に対して、誰が開封している/していないが分かるようになったことが次の施策にもつながっております。例えば電話にて「新作が出ましたがメール見ていただけましたか?」というようにメールの開封状況による電話アプローチにも活かせております。また、業種によっても反応が変わってくることも分かりましたので、反応別にメールを出し分けるといった施策もできるようになりました。
これらの施策を行ったことで、過去に名刺獲得していたお客様からの引き合いが増えていきました。特にメールならではだと思ったのが、継続的なアプローチによる態度変容です。過去何年も取引してないところがメールを見て思い出していただき再度のお取引につながったり、メールを見ていた方が知り合いやグループ会社を紹介していただいたり、退職された担当者様が転職先でもメールを見ていただいていたことにより転職先でも引き合いをいただいたりということもありました。
ーコンテンツやメールの出し分けなどは富澤様が考えられたのでしょうか。
富澤様
いえいえ、佐々木の発信もあれば、CSの千葉様からも色々教えていただきました。
佐々木様
千葉様には導入後から様々なサポートをいただきました。基本の配信作業に関しては、私が一人で行っているのですが、導入直後は何も分からない状態でした。そんななか、導入から半年は月1にてMTGを開催してくださりました。
その都度聞きたいことを列挙して壁打ちを継続的に行っていくことで段々使えるようになりました。こういったサポートがなければ使い方もよく分からず「まぁいっか」で終わっていたと思うので私にとってはすごく助かりました。
さらにメールの作り方に関しては、全体感だけでなく件名や本文などの各要素の細かいところまでアドバイスくださっています。
富澤様
先ほど申し上げたように反応ごとにメールを出し分けるようになってからは作業量も比例して増加していったのですが、その負荷を最小限に抑えられるようメールのテンプレートを作成いただきました。このような稼働を削減できたことに関しても我々としてはありがたかったです。
ーCSの千葉に関してお褒めの言葉をいただき、ありがとうございます。我々としてはCSを中心とした「手厚いサポート」にも力を入れており、メールマーケティングのテクニックはもちろん運用方法まで我々で得た知見をもとに幅広くサポートしております。今後もより御社の目的達成のためにサポートさせていただきますので、よろしくお願いします。
今後にむけて公式サイト会員向けの配信強化
ー今後のメール配信についての展開をお聞かせください。
佐々木様
現在はこれまでお話した営業課で使わせてもらっておりましたが、弊社の公式サイトの会員様に対する配信強化していこうと考えております。
実際は今でも別部署にて送ってはいるのですが、やっぱり会員様が増えてくるとなると稼働がかかるしどうしようと相談してもらった時に「配配メールが活用できるな」と感じました。まずは会員様のなかでも上位購入者をリストアップしていこうかなと思っております。メール文面として考えているのはやはり画像つきのメールがいいと考えております。このあたりはまた千葉様にもアドバイスいただけると助かります。
-最後に今後我々配配メールに期待することをお聞かせください。
佐々木様
現在はオンラインでの月1のMTGは実施していないのですが、千葉様や別の担当者様からお電話にてサポートいただけており助かっています。これは継続して実施いただくと非常にありがたいと思っております。
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