【サンプル付き】メルマガの開封率をあげる!インパクトが強いタイトル(件名)をつくるコツ

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【サンプル付き】メルマガの開封率をあげる!インパクトが強いタイトル(件名)をつくるコツ

メルマガは、ユーザーが中⾝を読んで初めて価値が⽣まれます。そのためにはまず開封率を上げることが重要です。本記事ではメルマガのタイトルを付ける際の基本的な知識と、思わず開いてしまう「インパクトのある件名の考え⽅」について解説します。

関連記事はこちらメルマガの開封率を上げる11のチェックリスト(無料)

目次

    ユーザーはメールの中身を確認していない!?読者の心理とは

    どれだけ時間をかけてメールを作っても、そのメールを開封して読んでもらえなければ意味はありません。では、どうすればメールを開封してもらえるのか。多くのユーザーはメールを開くかどうかを以下で判断しています。

    • 件名のインパクトで判断している
    • タイトル冒頭の数⽂字で判断している
    • ユーザー⽬線の⾔葉選びかどうかで判断している

    これらのポイントについて、詳しく紹介していきます。

    件名のインパクトで判断している

    商品広告でも、インパクトがあるキャッチコピーにつられて、つい紹介サイトページへのリンクをクリックしてしまった経験をお持ちの方も多いでしょう。メルマガでは、メールタイトルがキャッチコピーの部分にあたります。短いメールタイトルの中にインパクトが強い単語や内容が含まれていると、ユーザーはどのような内容が書いてあるのか興味を示します。

    タイトル冒頭の数文字で判断している

    基本的に、メルマガは必ず開いて読まなくてもいいもの、と認識されやすいメールです。そのため、ユーザーがメルマガを開くかどうかの判断に使用する時間はごくわずかしかありません。
    その少ない時間の中で、メルマガを受け取ったユーザーが最初に見るタイトル冒頭の言葉は重要な判断材料です。そのため、なるべくインパクトの強い言葉を冒頭に置きましょう。印象が薄い言葉は、不要と割り切って削除してしまうのも有効な手段です。

    ユーザー目線の言葉選びかどうかで判断している

    メールタイトルで使用する言葉を選ぶ際に、企業側しか理解できない専門用語を使ってしまい、ユーザーに伝わりにくい文章になってしまうことはよくあります。ユーザーはパッとタイトルを見た時に自分に有益な情報でなければ内容に目を通してみようとは思いません。つまり、ユーザーがすぐには理解できない送り手側目線の専門用語を使っているようなメルマガは、開かれない可能性が高いということです。開封率を上げるためには、メルマガを受け取るユーザーの知識量や好みにあわせた言葉を選ぶことが大切です。

    関連記事はこちらメルマガのタイトル作成6つのコツ!スマホユーザーのための開封率倍増のポイント

    メルマガのタイトル次第で開封率は上がる?

    開封率は、配信したメールやメルマガがどれくらいの人に開封されたのかを測る指標で、「開封数÷配信成功数×100」で算出することができます。

    開封率の良し悪しには、メールの差出人名や件名(タイトル)、配信タイミングが影響します。その中でも、「件名」は非常に重要で、弊社の調査ではメルマガを購読している3割以上の人が「件名」の内容を見て、メールを開封するかどうかを判断しています。

    引用元:メルマガに関する調査レポート2022

    実際に、弊社が配信するメルマガで件名を変えて、開封率がどう変わるかのA/Bテストを実施しました。

    メールの件名は長すぎると、メール一覧画面で省略されてしまうことがあります。そのため、15~20文字以内に収めるようにすると良いと言われています。このノウハウに基づいて、件名の文字数を20文字以内にしたパターンと、20文字以上にしたパターンでテストを行いました。

    結果、20文字以内に収めた短い件名の方が開封率は1ポイントほど高くなりました。このように、件名に工夫を加えることで開封率に影響します。多くの人にメールを開封してもらうためにも、ユーザー目線で件名を設定することが大切です。

    メルマガのタイトルを考える前に知っておきたい基礎知識

    開封率を上げるにはタイトルが重要なので、ユーザーが「開封したい」と思うタイトルをつける必要があります。では、ユーザーに「開封したい」と思わせるためには、どのような内容を件名に設定したらいいのでしょうか。
    ここでは、件名を考える際に参考にすべき「4Uの原則」「人間心理の三原則」について、ご紹介します。

    4Uの原則

    「4Uの原則」とは、世界的に有名な起業家であるマイケル・マスターソンが提唱したもので、ユーザーを惹きつける魅力的な見出しを書くための手法としてよく紹介されています。

    4つのUとは、

    1. Useful(有益性)
    2. Urgent(緊急性)
    3. Ultra Specific(超具体性)
    4. Unique(独自性)

    のことです。

    それぞれについて解説します。

    ①Useful(有益性)

    ユーザーに「メールを開封したい」と思わせるには、「このメールを読むことで有益な情報が手に入る」と思ってもらう必要があります。ですので、メールを読むことでどのようなメリットがあるのかをタイトルで伝えるようにしましょう。

    受け取った相手がお得だと思える「セール実施中」や「今なら〇〇円値引き」などの記載は、タイトルの冒頭に持ってきましょう。インパクトを与える役割と、メリットを伝える役割をはたしてくれます。

    また、お得情報だけでなく、メールを読むことで「どのような問題を解決できるのか」「解決した結果どうなるのか」をイメージできる件名は、ユーザーの興味を惹きます。

    ■タイトル例

    • 読者限定もれなく○○プレゼント
    • ○○をする際のチェックリスト公開
    • ○○を解決したい方は必見
    • 家事の時間を○○分短縮!余った時間で優雅なティータイム
    • 誰でも使える●円クーポン!店内●商品に利用可能
    • ●日間限定セールのご案内!最大●%OFF
    • ●●円→●●円になる!?最大●%OFFセール実施中

    ②Urgent(緊急性)

    「あとで読もう…」と開かずにいるメールは、その後も読まれないことがほとんどです。メルマガの開封率は、メールを送信してから1時間~2時間程度でピークを迎えます。そのため、「今すぐ開かないといけない」という意識をユーザーに持たせるのも開封率アップのポイントになりますので、「今だけ」「期間限定」といった緊急性をタイトルでアピールするのもコツの1つです。

    ■タイトル例

    • キャンセルでました
    • 速報!タイムセール情報
    • いまだけ限定公開
    • 限定●●個!

    ③Ultra Specific(超具体性)

    メールに何が書いてあるのか、どんな内容なのかを具体的に伝えましょう。何が書いてあるか分からない、どんな内容か分からない怪しいメールは開封されにくいです。本文の内容によりますが、具体性を出すために数値を盛り込んだりするのも良いでしょう。

    ■タイトル例

    • 先着○名様に○○ポイント贈呈
    • ○月○日に開催決定
    • ○○な企業には絶対見てほしい

    ④Unique(独自性)

    ビジネスパーソンは公私ともに、毎日膨大な量のメールを受信しています。その中でも、「開封したい」と思わせるためには、他のメールにはないユニークなタイトルにするのがポイントです。

    ■タイトル例

    • ○○を達成している弊社のノウハウ公開
    • ○○を成功させる秘訣
    • ここでしか聞けない○○な話

    人間心理の三原則(3つの壁)

    「人間心理の三原則」とは、世界的に有名なマーケターであるマックスウェル・サックハイムが提唱した、広告における人の心理を表したものになります。広告業界では、壊すべき3つの壁として紹介されることもあります。

    内容は以下の通りです。

    1. Not Read:あなたの広告を見ない・読まない
    2. Not Believe:あなたの広告の内容を信じない
    3. Not Act:あなたの広告を見ても行動しない

    「メルマガは配信すれば読んでもらえる」わけではありません。人間心理の三原則を念頭に置いた上で、これら3つの壁を壊せるような魅力的なメールを配信することが重要です。

    メールを作成したあとは配信する前に、

    • 「読みたい」と思えるような件名になっているか
    • 本文には信頼できるデータや情報があるか
    • ユーザーが行動する動機が訴求できているか

    などを見返してみるのが良いでしょう。

    開封されるメールタイトルにする8つのポイント

    メルマガをユーザーに読んでもらうために重要な役割を持つメールタイトルは、ちょっとした微調整を行うことで開封率を高めることができます。
    そこで、開封率アップに効果的なメールタイトルを考える時のポイントを8つ紹介します。

    1.メールタイトルの中でも先頭の10字に重点を置く

    基本的にメルマガの件名は、15~25文字前後の長さが良いと言われています。これより長くなってしまうと、メールの一覧表示画面で件名が省略されてしまうからです。その中で、人が文章を見た際に1秒で読める文字数は「10文字程度」といわれていますので、一番伝えたい内容を先頭に入れることがポイントです。

    2.記号を使ってメールタイトルを派手にする

    「!」や「?」を付けて強調したり、「◆、■」などの目立つ記号を付けたりすることで、他のメールよりも存在感を出すことができます。そうすると、ユーザーの目に付く確率が上がります。

    (例:★大感謝セール中★今なら全品お買い得!)

    とはいえ、特に重要でないワードに記号をつけたり、むやみやたらに記号をつけてしまうのは避けましょう。また、記号を入れることで件名の文字数が長くなってしまう場合は、入れない方が開封率は高くなるという結果もありますので、使う際はこうした点に注意しましょう。

    3.読み手の感情を引き出す感嘆詞を入れる

    感嘆詞とは、感動した際や感情が高ぶった際に使われる言葉のことです。感嘆詞をタイトルに使用すると、読み手の感情も一緒に高ぶらせる効果があるため、同時に興味も引き出すことができます。

    (例:CV数200%UP?!した施策をご紹介!)

    4.相手に問いかける内容で関心を誘う

    メールタイトルを質問形式にして、ユーザーの関心を誘うことで開封率のアップに繋がります。また、問いかけられることで、自分に全く無関係な情報ではないと興味を持たせることができます。

    (例:アポ率が2倍になったメール配信手法とは?)

    5.文章よりもフレーズを並べた構成にする

    メールタイトルは、テンポよく読ませることが大切です。一文で全てを伝えるよりも、なるべくテンポよくフレーズを並べて、タイトルを最後まで読んでもらえるような工夫も必要です。

    だからといって、メールの本文にどのような内容が書かれているか分からない件名になってしまったり、本文と関係のない件名になっている場合は開封してもらってもすぐに離脱されてしまう可能性もあるので気を付けましょう。

    (例:【無料・数量限定】期間限定で○○プレゼント!)

    6.自社ならではのタイトルパターンを作る

    メールタイトルの付け方を統一すると、ユーザーが「この件名は●●社からのメールだ」と認識してくれるようになります。また、迷惑メールに紛れてしまうことを防ぐことも可能です。独自性の作り方は、自社独自の記号の使い方をしたり、毎回お決まりのセリフを挟んだりなどさまざまな方法があります。

    7.意外性でインパクトを強める

    意外性のあるメールタイトルを付ければ、ユーザーに強いインパクトを与えられます。例えば、常識を揺さぶる文章が有効です。「集客は難しい、それは間違いです」といった文章にすれば、「これはどういう意味だろう?」と、興味を持ってもらえます。
    また、あえて挑発的な問いかけを取り入れるのも有効なテクニックです。ユーザーの目に入った時に、ちょうど考えていそうな文章を取り入れてみましょう。
    注意するポイントは、意外性のあるメールタイトルを何度も送らないことです。繰り返し送ると意外性が薄れてしまうので、ここぞという時に使用することが大切です。
    また、大げさで現実離れしているとユーザーに疑いを抱かれてしまう可能性があるため、注意が必要です。あくまで内容に即したメールタイトルを付けましょう。

    (例:●●の秘訣は●●にあった?)

    8.受信側の環境を意識する

    受信側がどのような環境なのかを意識してタイトルを付けることで、開封したいと思わせるメールに仕上がりやすくなります。
    最近はスマートフォンでメールを受信する人が増えており、パソコンなどと比べて表示される文字数が限られることから、必ず伝えたいことはタイトルの前半部分に収まるように意識することが大切です。

    メルマガの作成はパソコンから行うことが多いため、受信者の端末でどのようにメールが表示されているのかをイメージしにくい部分もあります。配信前にスマートフォンを含めた複数の環境でテスト配信を行い、タイトルが意図したとおりに表示されているかどうか確認することをおすすめします。

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    読まれないメールタイトルの特徴

    読んでもらえないメルマガのメールタイトルには、5つの特徴があります。
    それに気付かず、うっかり落とし穴にはまってしまっていたという方も少なくありません。
    では、どのようなメールタイトルが読まれないメルマガにしてしまうのでしょうか。

    1.独自のメルマガタイトルを付けている

    ●メルマガ通信Vol1
    ●メルマガ【4月号】

    意外にも良く見かけるこのようなメールタイトルは、単純に読みたいと思わない、内容が想像できないといった印象を与えてしまいます。発信者としては定型文化しており、タイトル付けは簡単かもしれませんが、読者にメールを読むメリットが伝わらなければメールを開封してもらうことができないため、メールタイトルにはふさわしくないといえます。

    2.他のメルマガと似たメールタイトルを付けている

    ●〇〇の魅力について調べてみた
    ●〇〇を成功させる3つの条件

    似たようなメールタイトルを使っているメルマガは非常に多いです。読者に「他のメルマガでも見たことがある」「他と似た内容しか配信してくれない」と感じさせ、スルーされてしまう可能性があります。
    メルマガの内容が読者にとって大きなメリットがあるとしても、一般的なメールタイトルが原因で、一回も開封されることなく放置されるのは非常にもったいないです。
    読者の興味を惹きつつ、他のメルマガとの差を広げるために、もう1歩踏み込んだメールタイトル付けをしましょう。

    3.あからさまなセールスタイトルを付けている

    読者との間に信頼関係ができていない中でのセールスのメルマガは、読者に一番嫌がられるパターンです。
    突然、自宅にセールスマンがやって来るのを嫌がる方が多いように、メルマガでも急にセールスのメルマガが届いていい気分になる方は多くありません。

    ●10人限定!・・・
    ●本日〇〇時まで受付・・・

    上記のようなセールス表記は、利用を検討している方なら効果がありそうですが、逆に利用しない方にとっては嫌なイメージを与えてしまう可能性があります。
    信頼性の低いメルマガだと認識されないように、あからさまなセールスアピールは控えましょう。

    4.ひと目見ただけで内容を想像しにくい

    ひと目見ただけで内容を想像しにくいメールは、開くまで何が書かれているのか分からないため敬遠されやすい傾向にあります。
    タイトルを見ただけでどのような内容のメールなのかがイメージしやすいように、具体性のあるタイトルを付けるように意識しましょう。「このメールはあの企業のセールのお知らせだ」などとすぐに気がついてもらうことができれば、開封率は高まりやすくなります。

    5.いつも同じタイトルを付けている

    毎回同じタイトルを付けているメールは読者に飽きられやすく、「どうせまたいつもと似たような内容のメールなのだろう」と思われてしまい、開かずに削除されてしまう可能性が高くなります。
    少し手間はかかりますが、メールを送信するたびに異なる件名を付けることで読者に新鮮味を感じさせ、期待感を持たせることができるでしょう。

    関連記事はこちら“読まれる“メルマガテンプレートの作り方を徹底解説!デザインの秘訣

    メールタイトルの改善はコストをかけずにメルマガの効果を上げる

    メールタイトルは、ユーザーが求めているメリットや情報の鮮度を含み、インパクトを与える内容にすることで開封率が向上します。また、メールタイトルを改善するのにコストはかかりません。そのため、コストゼロでより大きな効果を得られる件名の工夫は、企業が最初に取り組んだほうが良い対策です。ユーザーの心を掴むメールタイトルを付けることができれば、メルマガを最後まで読んでくれる人が増えるため、より集客率を高められるでしょう。

    関連記事はこちら読みたくなるメルマガとクリックしたくなるメルマガのポイントをセミナー集客例文で紹介

    メールタイトルの改善を効果的に進めたいなら「配配メール」がおすすめ

    本記事でご紹介してきた内容を実践いただければ、以前より格段に読まれるメールタイトルが作成できるでしょう。しかし、タイトルは一度作成して終わりではありません。自信のあるものが作れたと思っていても、いざ配信してみると思ったほど開封されないことも少なくありません。

    読まれるメールを作成するためには、メール配信後の結果を振り返ってタイトルの改善を行いましょう。メール配信システム「配配メール」の分析機能を使えば、開封率を自動で測定し、開封率の高かったものをランキング形式で表示してくれます。そのため、自社のリストが反応しやすいキーワードや表現の傾向を一目で掴むことができ、PDCAを効率的に回すことができます。

    メルマガの開封率を少しでも早く上げていきたいとお考えの方は、ぜひ以下のリンクより配配メールについて確認してみてください。

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    記事執筆者紹介

    記事執筆者 大塚 陽生紹介
    大塚 陽生著者大塚 陽生のXへのリンク
    株式会社ラクス ラクスクラウド企画部 オンラインプロモーション課

    広告代理店の営業&ウェブ広告の運用担当として6年間従事し、2019年4月ラクス入社。オンラインマーケティングチームに所属し広告運用や営業メールの運用を担当。メルラボでは、主に自身のメール配信実績をもとにした記事を作成。

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