【2025年最新】無料で使えるメール配信システム12選!有料との違いも解説

メール配信システムとは、手間をかけず簡単に複数の宛先へ一斉にメールを配信できるツールのことです。
ツールによっては、メールを配信する上で必要な機能が揃っているツールや、さらにマーケティング効果を高めるための機能が備わっているツールなどがあります。利用形態も様々で無料で活用できるサービスも少なくありません。
今回は、無料プランがあるツールを中心におすすめのメール配信システムをご紹介いたします!
「メール配信システムって何?何ができるの?」という方にも分かりやすく基本知識はもちろん、無料と有料の違いなども解説しますので、ぜひご参考ください。
目次
メール配信システム(メルマガ配信システム)とは?
メール配信システムは、複数の宛先に一斉にメール・メールマガジンを配信するために必要な配信ツールのことです。メールを効率よく配信するために必要なメール配信システムは、企業のマーケティングだけではなく、個人がアフィリエイト広告収入を得るためにも幅広く活用されています。そのためサービス数は多く、無料ツールから有料ツールまで様々です。
関連記事はこちらメール配信システムの仕組みとは?機能やメリット・デメリットを解説
メール配信システムを無料プランで使うメリット・デメリット
無料プランは、費用をかけずにメール一斉送信やメルマガ配信を始められることが大きなメリットです。一方で、機能的な制限はデメリットとして存在します。下記にメリット・デメリットをまとめておりますので、必要とするスペックが無料の範囲で収まるのかを確認した上で検討してみてください。
メリット | デメリット |
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【機能・料金一覧表】無料・有料のメール配信システム12選
メルマガ配信サービスといっても、価格帯や付帯する機能などが異なるサービスが多くあり、何を選んだら良いのか分からないという方もいらっしゃると思います。そんな方に向けて、おすすめのサービスをご紹介します。
製品名 | 提供形態 | 月額費用 | 料金体系 | 通数制限 | その他の制限・注意点 | HTMLメール | ステップメール | 効果測定機能 | 特徴 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
無料で使えるサービス |
まぐまぐ | クラウド | 無料 ※有料プランあり |
- | 制限なし | 自社保有リストへの配信不可 (まぐまぐ登録ユーザーへの配信のみ可) |
〇 | × | × |
|
オレンジメール | クラウド | 無料 ※有料プランあり |
リスト数課金 ※有料プランの場合 |
制限なし | 無料プランを利用できるのは半年間のみ 登録可能リスト数は100件まで |
× | 〇 | 〇 |
|
|
SendGrid | クラウド | 無料 ※有料プランあり |
通数課金 ※有料プランの場合 |
12,000通/月まで | 機能面での制限はなし | 〇 | × | 〇 |
|
|
acmailer | CGI | 無料 | - | 無制限 | 機能面での制限はないが、自社のサーバーを用意する必要あり | 〇 | × | × |
|
|
MailChimp | クラウド | 無料 ※有料プランあり |
通数課金 ※有料プランの場合 |
10,000通/月まで | メール内に広告表示あり 登録可能リスト数は2.000件まで 日本語非対応 |
〇 | 〇 | 〇 |
|
|
Brevo | クラウド | 無料 ※有料プランあり |
通数課金 ※有料プランの場合 |
300通/日まで | メール内に広告表示あり 日本語非対応 |
〇 | 〇 | 〇 |
|
|
Hubspot | クラウド | 無料 ※有料プランあり |
リスト数課金 ※有料プランの場合 |
2,000通/月まで | 機能面での制限あり。 | 〇 | 〇 | 〇 |
|
|
有料のサービス |
||||||||||
配配メール/ 配配メールBridge |
クラウド | 要問い合わせ ※無料トライアルあり |
リスト数課金 | 制限なし | - | 〇 | 〇 | 〇 |
|
|
blastmail | クラウド | 3,000円/月~ ※無料トライアルあり |
リスト数課金 | 制限なし | - | 〇 | × | 〇 |
|
|
WiLL Mail | クラウド | 4,000円/月~ ※無料トライアルあり |
通数課金 | 制限なし | - | 〇 | 〇 | 〇 |
|
|
Cuenote FC | クラウド/ オンプレミス |
5,000円/月~ ※クラウド版の料金 ※無料トライアルあり |
リスト数課金 | 制限なし | - | 〇 | 〇 | 〇 |
|
|
アララ メッセージ | クラウド | 7,000円/月~ ※無料トライアルあり |
通数課金 | 制限なし | - | 〇 | 〇 | 〇 |
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製品名 | 提供形態 | 月額費用 | 料金体系 | 通数制限 | その他の制限・注意点 | HTMLメール | ステップメール | 効果測定機能 | 特徴 | |
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無料で使えるサービス |
まぐまぐ | クラウド | 無料 ※有料プランあり |
- | 制限なし | 自社保有リストへの配信不可 (まぐまぐ登録ユーザーへの配信のみ可) |
〇 | × | × |
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オレンジメール | クラウド | 無料 ※有料プランあり |
リスト数課金 ※有料プランの場合 |
制限なし | 無料プランを利用できるのは半年間のみ 登録可能リスト数は100件まで |
× | 〇 | 〇 |
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SendGrid | クラウド | 無料 ※有料プランあり |
通数課金 ※有料プランの場合 |
12,000通/月まで | 機能面での制限はなし | 〇 | × | 〇 |
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acmailer | CGI | 無料 | - | 無制限 | 機能面での制限はないが、自社のサーバーを用意する必要あり | 〇 | × | × |
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MailChimp | クラウド | 無料 ※有料プランあり |
通数課金 ※有料プランの場合 |
10,000通/月まで | メール内に広告表示あり 登録可能リスト数は2.000件まで 日本語非対応 |
〇 | 〇 | 〇 |
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Brevo | クラウド | 無料 ※有料プランあり |
通数課金 ※有料プランの場合 |
300通/日まで | メール内に広告表示あり 日本語非対応 |
〇 | 〇 | 〇 |
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Hubspot | クラウド | 無料 ※有料プランあり |
リスト数課金 ※有料プランの場合 |
2,000通/月まで | 機能面での制限あり。 | 〇 | 〇 | 〇 |
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製品名 | 提供形態 | 月額費用 | 料金体系 | 通数制限 | その他の制限・注意点 | HTMLメール | ステップメール | 効果測定機能 | 特徴 | |
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有料のサービス |
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配配メール/ 配配メールBridge |
クラウド | 要問い合わせ ※無料トライアルあり |
リスト数課金 | 制限なし | - | 〇 | 〇 | 〇 |
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blastmail | クラウド | 3,000円/月~ ※無料トライアルあり |
リスト数課金 | 制限なし | - | 〇 | × | 〇 |
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WiLL Mail | クラウド | 4,000円/月~ ※無料トライアルあり |
通数課金 | 制限なし | - | 〇 | 〇 | 〇 |
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Cuenote FC | クラウド/ オンプレミス |
5,000円/月~ ※クラウド版の料金 ※無料トライアルあり |
リスト数課金 | 制限なし | - | 〇 | 〇 | 〇 |
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アララ メッセージ | クラウド | 7,000円/月~ ※無料トライアルあり |
通数課金 | 制限なし | - | 〇 | 〇 | 〇 |
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無料で使えるメール配信システム7選
まずは、無料で使えるシステムをご紹介します。
まぐまぐ

まぐまぐは、無料のメール配信システムの中でも知名度が高く利用者が多いメール配信ツールです。そのため信頼性があり、安心して活用することができます。また、メール到達率が高く、配信数に規制はないので、たくさんのメールを送っても基本使用料は無料です。
しかし、自社のリストへの配信はできず、まぐまぐに登録しているユーザーのみへの配信となります。そのため、リスト管理機能は備わっておらず、特定の顧客に対して個別に設定を行う必要のあるステップメールのような高度な配信機能は備わっておりません。また、まぐまぐでメルマガを配信するためには厳しい審査を通らなければいけないため、初心者の方には敷居が高いと言われております。しかし、日本最大のメール配信システムのまぐまぐでメルマガを配信することができれば、新たな集客につながるでしょう。
【特徴】
- メールの到達率が高い
- 専用のサポートセンターあり
- 保有リストへの配信は不可
オレンジメール

オレンジメールは「100件まで」という制約がありますが、全ての機能を無料で使うことができる、安くて便利なメール配信システムです。操作性もシンプルで初心者でも使いやすく、ステップメールやセグメントを絞って配信ができる機能も揃っています。ただ、無料版は半年間の利用のみとなるため、注意が必要です。無料版を利用してみて使いやすいと感じたら、有料版に切り替えるのも良いでしょう。
【特徴】
- すべての機能が無料で利用可能
- 初心者にも安心!メルマガ無料講座を提供
- 無料期間は半年のみ
SendGrid

SendGridは、国内外で広く支持を集めているクラウド型のメール配信システムです。クラウドによる提供なのでメールサーバーの構築作業などは必要なく、すぐに使い始められる点がメリットです。加えて、専門性の高いエンジニアが多数在籍しており、メールの到達率を高めるための工夫が施されています。無料プランでも月に12,000通までメールを配信できます。
【特徴】
- 国内外で広く活用されているサービス
- メール到達率が高い
- すべての機能を無料で活用できる
acmailer

acmailerは、これまで紹介してきたメール配信システムとは少し違い、自社のサーバに設置するCGIタイプのシステムになります。そのため、自社ですでにサーバを保有していて、そのサーバに合わせた配信ツールを探している人にはおすすめのサービスです。無料でありながらも、予約配信やセグメント配信機能など様々な機能を提供しているため、メール配信をするには十分なシステムとなっています。
【特徴】
- CGIタイプのシステムなので、サーバは自社で用意する必要がある
- 配信数は無制限
- 任意で配信速度の調整ができる
MailChimp

MailChimpは、シンプルで分かりやすい操作性と高い機能性を兼ね備えた海外製のメルマガ配信システムです。テンプレートが豊富に用意されており、ドラッグ&ドロップで簡単に画像やテキストなどを配置してHTMLメールを作成できます。2,000件までの配信なら無料で利用可能なので、自社に適していると判断できたら有料プランに移行しましょう。
ただし日本語に対応していないため、英語が分からないと初期設定などに手間取る可能性があります
【特徴】
- 配信後のレポート機能なども無料で利用可
- シンプルで分かりやすい操作性
- 外資系サービスのため管理画面は英語表記
Brevo

BrevoもMailChimp同様に外資サービスなので、英語表記ではありますが、メール配信だけではなく、SMS配信やチャット機能も備わっています。メールだけじゃなくて、様々な手段でアプローチしたいと考えている人にはおすすめです。デザイン性の高いメールテンプレートには定評があり、無料プランでも利用可能なので、「どのようなメールを作成したら良いかわからない」「おしゃれなメルマガを配信したい」という方にとっても使いやすいサービスです。
【特徴】
- メール配信だけじゃなくSMS配信やチャット機能も利用可能
- 300通/日の配信が可能
- メール内にBrevoの広告が表示される
Hubspot

マーケティングオートメーションツールとしてご存知の方も多いと思いますが、実はHubspotも無料でメール配信ができます。
メール配信だけでなく、フォームやランディングページの作成・広告管理など、マーケティングを行う上で活用したい機能が無料で利用できます。
メールマーケティングをしっかり実践していきたいという方におすすめです。
【特徴】
- マーケティング機能も含めほとんどの機能が無料で利用できる
- リスト登録は最大100万件可能
- 使える機能は多いがカスタマイズはできない
(カスタマイズしたい場合は有料版の契約が必要)
無料トライアルありの有料メール配信システム5選
続いて、無料トライアルから始められる有料のおすすめメール配信システムをご紹介します。
配配メール/配配メールBridge

「配配メール」は、メールを使って販売促進やブランディングなどで成果を出したい場合に最適です。サービスの特徴は、高評価のHTMLエディタをはじめとした「かんたん操作」、メールの分析・改善を楽にする「配配メール独自の効果測定機能」、IPアドレスの分散配信や徹底した迷惑メール業者排斥などの取り組みにより実現している「高い到達率」です。そして何より、手厚いサポート体制を構築しており、専属の営業担当によるお客様のご状況に合わせた最適なプラン提案と、自社サポートスタッフによる導入フォローから運用提案を実現している点も特徴となっています。
また、配配メールの中でも売上増加を目的としたメールマーケティングに特化した「配配メールBridge」では、メール配信に必要な機能だけではなく、自社サイトに来訪した顧客を特定・通知する「来訪通知」や温度感の高い見込み客を可視化する「ホットリード抽出」といった機能を提供しています。メール配信をもっと効率的にしたい・メールから売上を創出したいという方におすすめです。
【特徴】
- 一斉配信からメールマーケティングまで幅広い目的/用途に対応
- 設定から運用/改善提案まで手厚いサポートを提供
- 社内の業務連絡や取引先への挨拶メールなど情報周知が目的な場合は機能過多と感じられることも
料金:詳細は下記ボタンよりご確認ください
無料プラン/トライアル:〇
blastmail

blastmailは、大規模かつ高品質なメール配信を低価格で実現したサービスです。契約数は14年連続No.1を獲得しており、長年にわたって多くのユーザーから支持を集めています。
直感的に操作できるため、誰でも使い方を覚えやすく、システムが社内にうまく浸透するか不安な方でも安心です。
【特徴】
- 毎時1,150万通の高速メール配信
- 使いやすいシンプル設計
- 月額4,000円~の低価格
→一方、ステップメールなどの一部マーケティング機能は提供されていないため、ステップメールを利用したい場合は注意
料金体系:リスト数課金
料金 :4,000円/月~
無料プラン/トライアル:〇
WiLL Mail

WiLL Mailは高速な配信速度と高い到達率が特徴のメール配信サービスです。スピーディーに配信を処理するために高性能のエンジンを導入しており、利用者によって毎時100万通ものメールがWiLL Mailによって配信されています。
マウス操作だけでレスポンシブデザインのHTMLメールを作成できる機能が搭載されているため、誰でも簡単にデザイン性の高いメールを完成させられます。他にも、豊富な分析機能や効果測定機能が用意されています。
【特徴】
- 配信通数課金なので月内に通数上限を変更できコスト管理がしやすい
- コンテンツランキングやヒートマップなど分析機能が豊富
- 一部サポートは有償にて提供
料金体系:配信通数課金
料金 :4,000円/月~
無料プラン/トライアル:〇
Cuenote FC

業界トップクラスの配信速度を誇る「CuenoteFC」は、そのシンプルな操作性も選ばれる理由のひとつです。メール配信までのステップが少ないので、初心者にも使いやすいサービスです。また、ECサイトにて買い物かごに商品を入れたものの、購入せず放置状態になっている商品のリマインドメールを自動的に送る「カートリマインド」機能なども提供しており、EC企業での利用におすすめです。
【特徴】
- BtoCや大企業での利用多数
- ECに強い機能が豊富
料金体系:リスト数課金
料金 :5,000円/月~ ※クラウド型の月額費用。オンプレミス型の料金は要問い合わせ
無料プラン/トライアル:〇
アララ メッセージ

アララ メッセージは、到達率向上・自動化・効果測定で円滑なメールマーケティングを実現するメール配信システムです。HTMLメールが簡単に作成できる機能やテンプレートを100種類以上提供しているため、どんなメールを作ったら良いかわからない方や、メールの作成に時間をかけたくないという方にとっても使いやすいサービスとなっています。
【特徴】
- 携帯キャリアやISPの配信ロジック対応で高速・高到達率を実現
- 大量配信からトランザクションメールまで配信用途に合わせたAPIを保有
料金体系:配信通数課金
料金 :7,000円/月~
無料プラン/トライアル:〇
無料ツールと有料ツールの違い
無料のメール配信システムにも便利な機能は備わっており、活用することは可能です。しかし、無料の場合にはさまざまな制限がかけられているため、本格的にメール配信やメルマガ配信を行ってマーケティングを広げていきたいと考えている場合は有料のツールがいい場合もあります。
ここでは、有料ツールと無料ツールの違いが分からずどちらがいいか悩んでいる方のために、無料と有料のツールの違いを簡単にご紹介します。
機能
無料ツールでは、メールを配信する上で必要な基本的な機能が提供されています。あくまでも「メール配信」に必要な機能なので、メールを活用して顧客獲得したい、売上を上げたいといった場合に必要となってくるマーケティング機能は無料ツールでは提供していないことが多いです。そのため、営業目的で利用する場合は必要な機能が揃っている有料ツールの方が良いでしょう。
また、メールを配信したいだけだから無料で十分という方でも、注意しておいていただきたいのが、無料のメール配信システムによってはリスト管理機能がないものもあります。そのため、顧客管理は別で行う必要がありこまめな顧客管理が欠かせません。
顧客管理用のシステムが他にある場合は問題ないですが、メール配信システム上で管理したい場合は、有料ツールの導入も検討することをおすすめします。
配信性能
前述したとおり、メールを作成して送っても相手の受信ボックスにメールがちゃんと届いていなければ意味がありません。
多くのメール配信システムでは、メールをスピーディーかつ確実に届けるための取り組みを実施しています。無料ツールでも配信性能が高いサービスも増えてきていますが、有料ツールに比べると対策が弱いサービスもあります。
何百、何千通ものメルマガを配信する場合は、有料ツールをおすすめします。1つのサーバから大量のメールを一気に送ると、迷惑メール業者と判断されてしまいやすくなり、受信ブロックされる可能性があります。有料ツールでは、こうした迷惑メール業者と判定されないための取り組みも充実しています。
一方で、そこまで多くのメールを送らないという場合は、無料ツールでの十分という場合もあると思いますので、導入検討中のサービスの配信性能などを確認すると良いでしょう。
サポート体制
無料と有料ツールでは、提供しているサポート内容が違います。
無料ツールの場合、マニュアル等は提供されているものの、人的サポートは非対応ということが多いです。運用設定や、トラブルが発生時の対応など、サポートしてもらえない可能性がありますので、注意が必要です。
有料ツールでは、基本的に人的サポートが提供されており、中にはメルマガの添削や改善提案など個社の運用に踏み込んでサポートしてくれるサービスもあります。導入してみたものの、自分たちだけでは運用できない…となってしまっては本末転倒ですので、サポート体制について、導入前に確認しておきましょう。
関連記事はこちら有料と無料メールソフトの違いって?メリット・デメリットについて解説
無料のメール配信システムはこんな人におすすめ
無料ツールでも基本的なメール配信は実現できます。
「社内の連絡手段」や「会員への定期連絡」など、同じ内容のメールを多くの人に一斉に送りたいといった場合や、配信通数や登録リストが多くない場合は、無料ツールがおすすめです。
無料ツールを活用してメルマガ配信する中で、「属性で配信内容を分けたい」「メールを読んだ/読んでない人を知りたい」などの希望が出てきた場合に、有料ツールなどの乗り換えを検討してみるのが良いでしょう。
有料のメール配信システムはこんな人におすすめ
有料ツールには、基本的なメール配信に必要な機能だけではなく、誰がメルマガを開封/クリックしたかといった分析機能や、読者の行動を検知するようなマーケティング機能が備わったサービスもあります。
メルマガ配信をすることで、「顧客を獲得したい」「売上を上げたい」などの成果につなげたい場合は、有料ツールがおすすめです。
有料ツールの中でも、月額料金のレンジや付帯する機能は様々ですので、自社の配信目的や運用イメージを明確にした上で、サービスを選ぶと良いでしょう。
おすすめの有料メール配信システムについては以下の記事でご紹介しています。
関連記事はこちら【最新比較表付き】メール配信システム16選の料金・機能を徹底比較!目的別にご紹介
無料から有料ツールへ移行すべきタイミング
無料ツールを使っている中で、機能面での制限に使いづらさを感じた場合は、有料ツールへの移行を検討しましょう。具体的には下記のいずれかの場合になります。
配信通数が増加したとき
メールの配信数が増加した場合には、無料プランから有料プランへの移行を検討しましょう。
無料プランでは、月間のメール配信数に上限が設けられていることが多いためです。
無料でできるに越したことはないですが、費用を使ってでもそれ以上のリターンが得られれば、さらなる事業の成長にもつながります。
高度な機能が必要になったとき
無料プランでは利用できなかった高度な機能が必要になった場合も、有料プランへの移行を検討するタイミングです。
例えば、有料ツールでは、セグメント配信、ステップメール、自動化機能、A/Bテストなどを使用することができます。
いずれも、メールマーケティングによって売上アップや新規顧客獲得を狙っていく場合には、使用する場面が多くなります。
このように、いずれは有料ツールが必要となることがあるため、無料トライアルから試せるサービスを検討するのも良いでしょう。事前に使用感を確かめておくことができます。
メール配信システムの選び方
これまで紹介したサービス以外にも様々なメール配信システムが存在します。ここでは、無料・有料に限らずメール配信システムを選ぶ際に押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。
メール配信の目的にマッチしているか
メール配信といっても、イベント情報やお知らせなど情報を届けることを目的としているのか、もしくは商品購入や商談獲得などを目的としているのかでは、使うべき機能が変わってきます。
メール配信システムによって付帯している機能にやや差がありますので、自社の配信目的を明確にし、その目的を達成する上でどんな機能があると良いかを考え、最適なツールを選ぶと良いでしょう。
配信性能が良いか
メールを配信しても、送りたい相手の受信ボックスに届いていなければ、意味がありません。そのため、システムの到達率や配信速度など配信性能で選ぶのもひとつです。
メール配信システムの中には、確実にメールを届けられるよう受信ブロックを回避する対策に注力しているものもあります。どれだけ内容を充実させたメルマガを作成しても届かなければ読んでもらえないため、動作が安定していて到達率が高いサービスを見極めることが大切です。
どのようなセキュリティ対策をしているか
企業で利用する場合は、セキュリティ面も重要なポイントです。例えば、人為的なミスによる誤配信を防ぐために、あらかじめ設定した人しかログインできないようにする権限設定や、メールを送信する前に管理者への承認依頼がはしるシステムがあります。また、メール配信システムにアップロードするお客様の名前やメールアドレスなどの個人情報が漏洩しないような対策が万全かなど、こういった観点で選ぶのもおすすめです。
どのようなサポートを提供しているか
これから初めてメール配信を行うという場合、サービスが提供するサポート内容で選ぶのも良いでしょう。
トラブルが起こったときのサポートはもちろん、配信設定からメール内容の提案など幅広いサポートを提供しているシステムもあります。
一方で、システム利用における質問や相談には、メールやチャットでの問い合わせしか対応していないサービスや、様々なサポートを提供しているが有償での提供というサービスもあります。
サポートが必要かどうか、必要な場合はどのようなサポートをしてほしいかなどを検討しておくと選びやすくなるでしょう。
リスト管理ができるサービスかどうか
メール配信システムを活用してメール配信を行う場合は、リストを管理する機能があるかどうかを確認しておく必要があります。リストはメールに登録しているユーザーの情報管理をしやすくなるので、リスト管理ができない場合は、自身で情報をまとめる手間が発生してしまいます。また、リスト管理機能がない場合は、ツール配信元のサービスが終了したり、別の配信ツールに乗り換えたりした際に、情報を引き継げず失ってしまう可能性もあるので気をつけましょう。
関連記事はこちらメール配信システムの仕組みとは?機能やメリット・デメリットを解説
関連記事はこちら【担当者必見!】実は奥が深いメルマガの作り方と便利な作成ツールについて
まとめ:メール配信システムは目的に合わせて有料と無料を選ぼう
メール配信システムには、無料で活用できるツールがたくさんあります。しかし、無料ツールにはデメリットも存在するため、使い始める前にデメリットはしっかりと把握しておく必要があります。
また、ツールの選定方法についてですが、有料ツールでも無料トライアルが可能なものもありますので、一度、使用感について試してみるのも手です。最初は、無料ツールもしくは、有料ツールの無料トライアルをうまく利用しつつ、自身の目的に合ったツールを決定してはいかがでしょうか。
「配配メール」は、企業の集客・販促活動に携わる方のメールマーケティング業務を支援するサービスです。
シンプルな配信操作、見やすい成果指標レポート、メールの反応による見込み客の可視化、サイト来訪通知といった機能によりメールマーケティングの実践をサポートします。
また、機能の提供だけではなく、ナレッジ提供や個社の運用に踏み込んだ手厚いアフターフォローにより、お客様の販促の成功に向け伴走します。
メール配信の初心者から本格的なメールマーケティングの実践を目指している方まで、どなたでも安心してお使いいただけるサービスとして、お客様に長く愛され、98%の継続利用率を維持しています。
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