メルマガの送り方を解説!これから始める為に必要な準備を知ろう!

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メルマガの送り方を解説!これから始める為に必要な準備を知ろう!

メルマガは、配信スタンドや専用サービスを利用すれば、個人でも配信可能です。事前にコンセプト企画や運用プランを練った上で、読者ニーズにマッチするコンテンツを発信していきましょう。本記事では、メルマガの送り方や必要な準備を初心者向けに解説していきます。

目次

    メルマガ配信を始めるには?どのような準備が必要?

    メルマガの配信システムそのものは、それほど複雑なものではありません。単に配信するだけであれば、誰でも始められます。ただし、メルマガを効果的に運用するためには、以下のような準備が必要です。順を追ってご説明しましょう。

    コンセプト企画と運用プランの作成からスタート

    メルマガの配信において、第一にやるべきことがコンセプトの決定です。予めコンセプトを固めておけば、「誰」に向けて「どのようなコンテンツ」を「どのペースで配信」するのかが見えていきます。また、WEBサイトの周知・誘導や、商材の成約率向上など、メルマガ配信によって「どのような効果を得たいのか」も決めておきます。コンセプト企画と運用プランの作成は、早い段階に済ませておきましょう。

    配信方法を決める

    メルマガのコンセプトが固まったら、配信方法を決めます。メルマガの配信方法は大きく分けて2つ、「配信スタンド」を利用するか、「独自配信」することになります。それぞれの特徴は以下の通りです。

    ・配信スタンド:メルマガの読者登録や解除、変更などを行うWEBサービス
    ・独自配信:配信スタンドとは異なる有料サービスや自身のメールソフトなどで配信

    個人におすすめなのは、操作が簡単かつわかりやすい配信スタンドです。無料版と有料版があるため、どのようなサービスなのか知りたい人は、無料版から試すと良いでしょう。ただし、無料版は機能制限が設けられていることも多く、配信スタンドの広告が入るデメリットがあります。加えて読者を思い通りに誘導できなかったり、スタンド側の広告に流入させたりするリスクもあります。

    またメルマガ運用で獲得したメールアドレスは、スタンド側が管理します。読者数こそ把握できるものの、読者層などの顧客情報にはアクセスできません。よって顧客情報を自分で管理したり、効果検証を行ったりしたい人には不向きです。

    独自配信については、自分のメールソフトや配信専門サービスを利用します。メールソフトを使用する場合、Bccにて一斉送信するのが基本です。万が一Bccを入れ忘れると、顧客全員分のメールアドレスが表示されて情報漏洩となります。クレーム以上の問題に発展する恐れがあるため、操作ミスは絶対に避けてください。またメールリストが増えてくると、サーバー側からスパムメールと見なされる可能性があります。配信規模が大きくなるほど、管理・運用が難しくなる方法です。

    配信スタンドとは別物ですが、「配配メール」のような法人向け・メール配信サービスもあります。こちらであれば、メールアドレスなどの顧客情報を自分で管理できます。読者の属性を限定した配信も可能となり、メルマガの効果を最大限まで高められるでしょう。なお、自由なレイアウトが可能なHTMLメールを一斉配信できるのもメリットです。おしゃれなデザインのメールや、広告チラシ風に見せたメールも配信できます。

    配信スタイルは定期配信が基本

    メルマガには、いくつかの配信スタイルがあります。最もスタンダードであり、初心者におすすめなのが定期配信です。週に1回、あるいは月に1回の形で、指定した時刻に配信します。予め留意したいのが、メルマガ読者の配信頻度です。

    更新頻度が高ければ、その分だけ読者と接触する機会が増え、関係性も構築しやすなります。ただし、無理に配信頻度を高めるのはおすすめしません。情報量が少なくなったり、内容が薄くなったりすると、読者にとって「価値が低い」あるいは「無価値」なメルマガと認識される恐れがあります。そうなれば、配信しても中々読んでもらえなくなるでしょう。最も価値のある内容で、配信できる最大頻度を検討してみてください。

    もう1つ、ステップメールを活用したメルマガの配信スタイルもあります。ステップメールとは、登録メールアドレスに対して、時間通りかつ順番に配信する方式のことです。この仕組みを利用すれば、読者登録した当日に挨拶メールを配信し、翌日にAというコンテンツを、翌々日にBというコンテンツを配信、といった配信シナリオが作成できます。定期配信とは異なり、登録以前のコンテンツもしっかりと読めるのが、読者には嬉しいポイントです。

    またステップメールは、登録者が増えても新たなコンテンツを作成する必要がありません。一度シナリオさえ組んでしまえば、顧客との関係構築から販売までの流れを自動化することができます。ただし、リアルタイム性が求められるセール情報の配信や、ニュース系のメルマガには不向きなスタイルです。どの配信スタイルが適切なのか、コンセプトやターゲットと照らし合わせて検討しましょう。

    名前と件名は短く、わかりやすく

    一通り準備が終わったら、実際に配信するメルマガを作成します。まずは、メルマガの名前と件名を決めましょう。メルマガの名前は、読者が覚えやすい20文字前後がおすすめです。あまりに短い名前では、「どのような情報を発信しているメルマガなのか」がわかりにくくなります。逆に長すぎても、情報過多で覚えづらくなるでしょう。

    また件名は、一目で本文の内容がわかる文章にしましょう。16文字から20文字程度に留め、読者のニーズに合った内容や言い回しでまとめます。「たった数日で○キロ痩せた!?」という具合に、想定される読者の悩みや不安を書くのも有効です。いずれにしても、読者の興味喚起を促す名前・タイトルを意識してみましょう。

    メルマガの集客に必要な「仕組み」

    会員の獲得方法はさまざまですが、ブログ・WEBサイト・SNS経由で集客するのが一般的です。もし実店舗を構えているなら、現地で会員を募るのも有効でしょう。POPを貼ったりチラシを配ったりして、お客様にメルマガ登録を促してみてください。

    いずれにしても「すぐに登録」「その場で登録」できる仕掛け・仕組みは必ず用意しましょう。例えばWEBサイトなら、最低限の情報入力で登録できるフォームを設置するのがおすすめです。実店舗は、スマートフォンで読み込めるQRコードを用意しておくと良いでしょう。それに合わせ、登録特典のクーポンやプレゼントを用意するのも効果的です。どれほど魅力的なメルマガであっても、読者がいなければ意味がありません。コンテンツ制作のみならず、集客にも力を入れていきましょう。

    ※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

    たくさんの人に読まれるメルマガを目指して

    関連サービスの充実にともない、個人でもメルマガを配信できる時代となっています。そんな時代だからこそ、競合を出し抜くメール施策には、入念な準備が必要です。トレンド動向や読者ニーズも踏まえた上で、たくさんの人に読まれるメルマガを配信していきましょう。

    関連記事はこちらメルマガ配信のコツ!押さえるべきポイントとその効果とは?

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    記事執筆者紹介

    記事執筆者 山盛 有希子紹介
    山盛 有希子著者山盛 有希子のXへのリンク
    株式会社ラクス ラクスクラウド企画部 オンラインプロモーション課

    自動車部品メーカーで広報として3年間従事し、2020年6月にラクス入社。オンラインマーケティングチームに所属し、メルマガ運用やメルラボの企画・コンテンツ作成を担当。社内外向けにセミナーや勉強会を行い、メールマーケティングのナレッジを提供している。

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