【例文あり】セミナー案内メールの基礎知識と集客効果を上げるコツ

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【例文あり】セミナー案内メールの基礎知識と集客効果を上げるコツ

集客に苦戦している、参加率が低迷している、そんな悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか。セミナーの成功には、効果的な案内メールが不可欠です。しかし、魅力的なメールを作成するのは容易ではありません。
本記事では、セミナー案内メールの基礎知識と集客効果を上げるコツを解説します。

目次

    セミナーの案内メールの基本的な構成

    セミナー案内メールは、開封率と参加率を左右する重要な役割を担っています。効果的な案内メールにするために、以下の3つの要素を意識して作成を進めましょう。

    メールの件名

    セミナー案内メールの件名は、受信者の注目を集め、開封率を高める重要な要素です。短く簡潔でありながら、セミナーの価値や魅力を伝える必要があります。

    セミナーのテーマ、日時、講師名、あるいは参加者が得られるメリットなどの要素を選別して、コンパクトにまとめましょう。

    セミナーの詳細

    セミナーの詳細では、参加者が必要とする全ての情報を明確かつ簡潔に提供します。まず、セミナーのタイトルと概要を記載し、どのような内容で、だれを対象としているかを明確にします。次に、日時、場所(オンラインの場合はその旨)、所要時間を明記しましょう。

    講師の紹介も重要で、経歴や専門分野など、信頼性を高める情報を含めます。セミナーの主なトピックスを箇条書きで示すと、内容がひと目で分かります。参加費用(無料の場合はその旨)や定員も明記しましょう。

    最後に、参加者が得られるメリットや学びを具体的に説明し、参加意欲を高めます。

    申し込み導線

    申し込み導線は、参加希望者がスムーズに登録できるよう設計することが重要です。

    まず、申し込み方法を明確に説明します。たとえば、「下記のボタンをクリックし、申し込みフォームにご記入ください」などのシンプルな指示を提供します。申し込みボタンは目立つ色で、「今すぐ申し込む」などの行動を促す文言を使用しましょう。メール内の複数の場所に配置するのも効果的です。

    申し込み期限や先着順の場合はその旨を明記し、早期申し込みを促します。また、申し込み後の流れ(確認メールの送信など)も簡単に説明します。問い合わせ先の情報も記載し、質問がある場合の連絡方法を提供しましょう。

    SNSでの共有ボタンを設置し、口コミでの拡散を促すのも効果的です。

    セミナーの案内メールを作る際に振り返っておくポイント

    セミナー案内メールを作成する前に、内容について振り返り、以下の2つのポイントを明確にしておくことが重要です。

    セミナーのターゲット

    セミナーのターゲットを明確に定義することは、効果的な案内メールを作成する上でとても大切です。

    まず、想定する参加者の属性(年齢層、職業、業種、役職など)を具体的に設定します。次に、そのターゲットが抱える課題や悩み、ニーズを深く理解することが重要です。

    これらを組み合わせると、「新規事業立ち上げに興味がある中小企業の経営者」や「デジタルマーケティングスキルを向上させたい若手マーケター」など明確なターゲット像が見えてきます。ターゲットの特性や行動パターンを把握し、それに合わせた言葉遣いや訴求ポイントを選択しましょう。

    また、ターゲットの知識レベルや経験に応じて、セミナーの内容や難易度を調整することも必要です。明確なターゲット設定により、案内メールの内容をより的確かつ魅力的なものにすることができます。

    セミナーの目的

    主催者側と参加者側の双方の目線において、セミナーの目的を明確に定義しておくことも重要です。

    まず、主催者側の目的(例:新規顧客の獲得、ブランド認知度の向上、既存顧客との関係強化など)を明確にしましょう。

    同時に、参加者にとっての目的や得られるメリットも具体的に定義します。これには、新しい知識やスキルの習得、業界動向の把握、ネットワーキングの機会などさまざまな要素が含まれます。

    セミナーの目的に基づいて、提供する情報の深さや広さ、実践的なワークショップの有無などを決定しましょう。また、目的に応じて、セミナー後のフォローアップや資料提供などの付加価値も検討します。明確な目的設定により、案内メールでセミナーの価値を効果的に伝え、参加意欲を高められるでしょう。

    案内メールに盛り込むべき内容

    セミナーへの参加を検討してもらうためには、参加することで得られるベネフィットや、講師に関する情報、そしてより詳細な情報を得るための導線を盛り込む必要があります。

    それぞれ具体的に見ていきましょう。

    セミナーで得られるベネフィット

    案内メールには、参加者が得られる具体的なベネフィット(利益・恩恵)を明確に示すことが重要です。

    ベネフィットには、新しい知識やスキルの習得、業界の最新動向の把握、実践的なテクニックや問題解決のヒントの獲得などが含まれます。たとえば「このセミナーを通じて、売上をアップさせる具体的な戦略を学べます」や「業界のトップ企業が実践している最新のマーケティング手法を習得できます」といった具体的な表現を用いましょう。セミナー後すぐに実践できる内容や、実例をもとにしたノウハウなどは注目を集めやすいでしょう。

    このように、参加者の課題やニーズに直接応える形でベネフィットを提示することで、セミナーの価値を効果的に伝え、参加意欲を高めることができます。

    講師に関する詳細

    講師に関する詳細は、特に著名人や権威性のある講師の場合、セミナーの魅力を大きく高める要素となるでしょう。

    メールでは、講師の経歴、実績、専門分野について具体的に紹介します。たとえば、「〇〇のCEOを務めた経験を持つ〇〇氏」や「国内外で100以上のセミナーを行い、累計受講者数が10万人を超える〇〇氏」といった形で、講師の権威性や実績を強調します。

    また、講師の著書や研究成果、メディア出演歴なども記載すると効果的です。さらに、可能であれば講師からのメッセージや、セミナーに対する意気込みなども含めると、参加者の期待感を高められるでしょう。

    Webサイトや資料などの情報

    案内メールには、セミナーに関する詳細情報を得られるWebサイトのリンクや、関連資料へのアクセス方法を必ず記載しましょう。これにより、興味を持った受信者がさらに詳しい情報を得られるようにします。

    効果的なのは、当日のセミナー資料を一部だけ見せることです。たとえば、「セミナーで使用する実践的なワークシートの一部をこちらからダウンロードできます」といいう形や、当日投影する資料の一部をGIF動画にしてメールに埋め込んだりすることで、資料の一部を提供します。これにより、セミナーの具体的な内容や質の高さを事前に示すことができ、参加意欲を大きく高められるでしょう。

    また、過去のセミナーの様子(写真・動画)や、参加者の声などもWebサイトで公開し、そのリンクを案内メールに含めることで、セミナーの雰囲気や価値をより具体的に伝えられます。

    セミナーの案内メールでさらに効果を上げるためのテクニック

    セミナーの案内メールでさらに効果を上げるための主なテクニックをご紹介します。

    注目されやすい件名にする

    メールの件名は、受信者の目を引き、開封率を高める重要な要素です。効果的な件名には、具体的な数字や期限、受信者のメリットを明確に示すことが有効です。

    たとえば、「3日間限定!売上50%アップの秘訣セミナー」や「あなたのビジネスを変える60分無料ウェビナー」などが考えられます。

    このとき、疑問形や感嘆符を使用することで、受信者の興味を引き出せるでしょう。ただし、過度な誇張や偽りの情報は避け、セミナーの本質を正確に伝える必要があります。

    長いメールよりも簡潔な内容でサイトに導く

    メール本文は、簡潔かつ魅力的な内容にすることが重要です。長文は読まれにくいため、セミナーの主要ポイントや参加メリットを箇条書きで示し、詳細情報はランディングページへのリンクを設置します。

    たとえば、

    このセミナーで学べること:
    ◎業界トップの専門家による最新マーケティング戦略
    ◎実践的なワークショップでスキルアップ
    ◎参加者限定の特別資料プレゼント
    詳細・お申し込みはこちら→<リンク>

    といった構成が効果的です。読み手の興味を引きつつ、クリックを促す内容にしましょう。

    画像や装飾を入れる

    視覚的要素は、メッセージの印象を強め、記憶に残りやすくします。

    セミナー案内には、講師の写真や過去の参加者の様子などを適切に配置しましょう。特に、セミナーのロゴや開催日時、会場情報を含むバナー画像や、当日のセミナー資料の一部を抜粋したキャプチャ画像などは効果的です。

    たとえば、「2024年夏期経営戦略セミナー」というタイトルの下に、都会的なビジネス街の背景と、日時「7月15日(月)13:00~17:00」、会場「〇〇ホテル東京」という情報を配置した画像を作成できます。ただし、画像が多すぎるとメールの読み込みが遅くなるため、2~3枚程度に抑えるのが良いでしょう。

    背景色や囲み、ボタンなどの装飾は、メールの読みやすさを損なわないよう注意が必要です。ポイントを絞って活用しましょう。

    内容をアレンジして複数回送る

    全く同じ内容の案内メールを繰り返し送ると、受信者の興味を失う可能性があります。代わりに、セミナーの異なる側面に焦点を当てた複数のメールを作成し、時間をおいて送信しましょう。

    たとえば、1回目は「業界の最新トレンドを学ぶ」、2回目は「実践的なスキルアップの機会」、3回目は「ネットワーキングの場」といった具合に、セミナーの異なる魅力をアピールします。

    また、申し込み締切が近づいた際には、「残席わずか」や「早期割引は今週末まで」など大事な部分を強調したメールを送ることも効果的です。

    開封されやすいタイミングを狙う

    メールの送信タイミングは、開封率に大きく影響します。

    一般的に、平日の午前中(10時頃)や昼休み直後(13時頃)、夕方(16~17時頃)が開封されやすいと言われています。

    ただし、業界や対象者によって最適なタイミングは異なるため、A/Bテストを行い、自社の顧客に最適な時間帯を見つけることが重要です。

    申し込みの導線を目に入る位置に設置する

    メール内で申し込みボタンやリンクを目立たせることは、コンバージョン率向上の鍵となります。メール本文の上部、中央、下部にそれぞれ「今すぐ申し込む」などのCTAボタンを配置し、どの位置からでもすぐに申し込みページにアクセスできるようにしましょう。

    ボタンの色は、メールの全体的なデザインと調和しつつ、目立つ色(赤やオレンジなど)を選びます。

    また、スマートフォンでの表示も考慮し、十分なサイズと余白を確保しましょう。たとえば、「限定50名!今すぐ席を確保」というテキストを含む大きめのボタンを配置することで、即座の行動を促せるでしょう。

    セミナーメールの配信にはメール配信システムがおすすめ

    セミナー開催にあたり配信すべきメールは、申込を促す案内メールだけでなく、申込後のリマインドメールや参加後のお礼メールがあります。

    各メールも複数回の配信が必要になるので、業務効率化もできるメール配信システムの活用がおすすめです。

    メール配信システムには、一斉配信はもちろん、専門知識不要でおしゃれなHTMLメールを作成できるツールもあるので、魅力的なセミナー案内メールの配信が可能です。

    また、配信後の開封率やクリック率といった効果測定も容易なので、次回以降より申込を獲得できるメールはどのようなクリエイティブかといった改善も行えます。

    ラクスが提供するメールマーケティングサービス「配配メール」には、上記の機能はもちろん、他には開封率の高い配信時間帯がひと目でわかるヒートマップ機能など独自の機能を取り揃えています。

    ご興味のある方は以下より資料をダウンロードいただけます。

    配配メールの資料ダウンロードはこちら

    セミナー案内メールのテンプレート・例

    ここでは、セミナー案内メールのテンプレート・例をご紹介します。

    【例文】
    件名:【残席わずか】あなたのビジネスを変える!2024年デジタルマーケティング最前線セミナー

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    2024年デジタルマーケティング最前線セミナー
    ~AI時代の顧客獲得戦略を徹底解説~
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    [企業ロゴ]
    拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
    平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

    この度、弊社では最新のデジタルマーケティング戦略をお伝えするセミナーを開催する運びとなりました。AI技術の進化により、マーケティングの世界は日々変化しています。本セミナーでは、最新トレンドと実践的なノウハウを凝縮してお届けいたします。


    ■□■ セミナー概要 ■□■
    日時:2024年8月15日(木)14:00~17:00(受付開始13:30)
    会場:〇〇ホテル東京コンファレンスルームA
    定員:50名(先着順)
    参加費:無料

    [セミナー会場イメージ画像]

    <今すぐ申し込む>
    [申し込みボタン]


    ■□■ こんな方におすすめです ■□■
    ✔デジタルマーケティングの最新動向を知りたい方
    ✔AI技術を活用した効果的な顧客獲得方法を学びたい方
    ✔自社のデジタルマーケティング戦略を見直したい方
    ✔業界の第一線で活躍する専門家と交流したい方


    ■□■ セミナープログラム ■□■
    第1部:2024年デジタルマーケティングトレンド解説(45分)
       講師:山田太郎(デジタルマーケティングエキスパート)

    第2部:AI活用による顧客獲得事例紹介(45分)
       講師:鈴木花子(AI戦略コンサルタント)

    第3部:実践ワークショップ-自社に適したAI戦略立案(60分)
       ファシリテーター:佐藤次郎(マーケティングディレクター)

    第4部:質疑応答・ネットワーキング(30分)

    <セミナーに参加すると>
    [申し込みボタン]


    ■□■ 参加者特典 ■□■

    1.最新「AI活用マーケティング戦略ガイド」プレゼント(非売品)
    2.講師陣との個別相談機会(希望者・先着10名さま)
    3.セミナー資料のデジタルダウンロード権


    ■□■ 講師プロフィール ■□■

    [講師写真]
    山田太郎(やまだたろう)
    デジタルマーケティングエキスパート
    大手IT企業でのマーケティング部門責任者を経て独立。
    数々の企業のデジタル戦略を成功に導いた実績を持つ。

    [講師写真]
    鈴木花子(すずきはなこ)
    AI戦略コンサルタント
    AI専門のコンサルティング会社CEO。
    AIを活用したマーケティング戦略の第一人者として活躍中。

    [講師写真]
    佐藤次郎(さとうじろう)
    マーケティングディレクター
    20年以上のマーケティング経験を持ち、
    数多くの企業の戦略立案をサポート。実践的なアプローチが特徴。

    ■□■ お申し込み方法 ■□■
    下記ボタンからお申し込みフォームへお進みください。
    ご記入いただいた情報は、本セミナーの運営のみに使用いたします。

    [申し込みボタン]

    ※定員に達し次第、締め切らせていただきます。お早めにお申し込みください。

    ■□■ お問い合わせ ■□■

    ご不明な点がございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。

    [会社ロゴ]
    株式会社〇〇
    セミナー事務局:marketing@〇〇.co.jp
    TEL:03-1234-5678(平日9:00-18:00)

    ───────────────────────────────────
    ※本メールの配信停止をご希望の場合は、こちらをクリックしてください。
    [配信停止リンク]

    営業担当が見込み客へ送る案内メール

    続いて、営業担当がフォローしている見込み客向けのセミナー案内メールの例を示します。このメールは、より個人的なトーンと、顧客との既存の関係性を活かした内容になっています。

    【例文】
    件名:【株式会社テクノソリューションさま限定】AI導入で業務効率150%アップ!無料セミナーのご案内

    ────────────────────────────────────
    AI導入による業務効率化セミナー
    ~貴社の課題解決に直結する最新技術~
    ────────────────────────────────────

    〇〇株式会社
    システム部 部長
    鈴木様

    拝啓 初夏の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
    平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

    鈴木様、先日お話しした貴社の業務効率化に関する課題について、
    弊社で開催する「AI導入による業務効率化セミナー」が
    大変参考になると思い、ご案内させていただきます。


    ■□■ セミナー概要 ■□■
    日時:2024年6月20日(木)15:00~17:30(受付開始14:30)
    会場:AIソリューションズ本社セミナールーム
    定員:30名(顧客様限定)
    参加費:無料

    [セミナー会場イメージ画像]
    <今すぐ申し込む>
    [申し込みボタン]


    ■□■ 本セミナーで得られる3つのメリット ■□■

    1.貴社の課題に直結するAIソリューションの具体例
    2.導入から運用までの実践的なステップ解説
    3.業界をリードする企業の成功事例紹介


    ■□■ セミナープログラム ■□■

    15:00-15:45 最新AI技術と業務効率化の関係性
    15:45-16:30 AI導入事例とROI分析
    16:30-17:15 貴社に適したAI導入計画立案ワークショップ
    17:15-17:30 質疑応答・個別相談

    <参加をお申し込み>
    [申し込みボタン]


    ■□■ スペシャル特典 ■□■

    ✔セミナー参加企業様限定:無料AI導入診断(通常10万円)
    ✔最新「AI活用ガイドブック2024年版」進呈
    ✔個別相談枠の優先予約(セミナー後、別日設定可)


    ■□■ 講師紹介 ■□■

    [講師写真]
    佐藤智子(さとうともこ)
    AIソリューションズ株式会社 CTO
    AI専門家として15年以上の経験を持ち、
    100社以上の企業のAI導入を成功に導いた実績あり。

    鈴木様、本セミナーでは、先日お話しいただいた
    「受注プロセスの自動化」や「顧客対応の効率化」といった
    貴社の具体的な課題に対するソリューションもご紹介いたします。

    また、セミナー後には個別相談の時間も設けておりますので、
    貴社特有の状況についてもじっくりとお話しできればと思います。


    ■□■ お申し込み方法 ■□■
    下記ボタンからお申し込みください。
    もしくは、このメールへの返信でも承ります。

    [申し込みボタン]

    ※定員になり次第締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

    ご多忙の折とは存じますが、貴社の今後の発展に必ずや
    お役立ていただけるセミナーですので、
    ぜひともご参加いただけますと幸いです。

    ご不明な点やご質問がございましたら、
    いつでもお気軽にご連絡ください。

    セミナーでお会いできることを心よりお待ちしております。

    敬具

    ──────────────────────────────────
    山田一郎
    〇〇株式会社
    営業部 マネージャー
    TEL:03-1234-5678
    携帯:090-1234-5678
    Email:yamada@〇〇.co.jp

    【参加率向上に効果的なメール】申し込み後のリマインドメール

    ここまではセミナーの案内メールについて解説しましたが、セミナーを開催する際は案内メールだけでなく、申込み後のリマインドメールも重要となります。

    リマインドメールを送信することは、参加率向上に非常に効果的です。案内メールだけでなく、参加申し込み後のフォローも怠らないようにしましょう。

    リマインドメールのポイントは以下の通りです。

    1. タイミング:セミナー1週間前と当日・前日に送るのが効果的です。
    2. 内容の確認:日時、場所、プログラムなどの重要情報を再確認します。
    3. 準備の促進:必要な持ち物や事前準備があれば伝えます。
    4. 期待感の醸成:セミナーの価値や得られるメリットを再度強調します。
    5. 質問の受付:事前の質問や要望を募ることで、参加意欲を高めます。
    6. アクセス情報:会場への詳細な道順や注意事項を提供します。

    セミナーのリマインドメールのテンプレート・例

    【例文】
    件名:【1週間後】AI導入セミナーご参加のお願いとご案内

    拝啓 〇〇様

    先日お申し込みいただきました「AI導入による業務効率化セミナー」まで、いよいよ1週間となりました。改めて開催概要をお知らせいたします。

    ■日時:2024年6月20日(木)15:00~17:30(受付開始14:30)
    ■場所:〇〇本社 セミナールーム
    ■アクセス:[Google Mapリンク]

    当日は以下をご持参ください:
    ・名刺2枚
    ・筆記用具
    ・ノートパソコンまたはタブレット(Wi-Fi環境あり)

    また、セミナーをより充実したものにするため、事前に以下のご準備をお願いいたします:
    1.現在の業務課題リストアップ
    2.AI導入に関する疑問点の整理

    ご質問やご要望がございましたら、このメールにご返信ください。

    セミナー当日、お会いできることを楽しみにしております。

    敬具

    〇〇株式会社
    セミナー事務局

    【見込み客獲得につながるメール】開催後に参加者に送るお礼メール

    もうひとつ、セミナーにまつわるメールで重要となるのが「お礼メール」です。

    セミナー開催後にお礼メールを送信することは、参加者への感謝の気持ちを伝え、次回開催への期待を高める効果的な方法です。以下に、お礼メールのポイントをご紹介します。

    お礼メールのポイント

    1. タイミング:セミナー終了後24~48時間以内に送ることが理想的です。
    2. 感謝の気持ち:参加への感謝を心からの言葉で表現します。
    3. セミナー内容の振り返り:主要なポイントや重要な学びを簡潔にまとめます。
    4. フィードバックの要請:セミナーの改善のためのアンケートリンクを含めます。
    5. 追加資料の提供:プレゼンテーション資料やハンドアウトのダウンロードリンクを共有します。
    6. 次のステップの案内:関連する今後のセミナーや個別相談の機会を提案します。
    7. ソーシャルメディアの活用:セミナーに関連するハッシュタグや投稿を促します。
    8. 連絡先情報:質問や追加情報のための連絡先を明記します。

    セミナーのお礼メールのテンプレート・例

    【例文】
    件名:【AI導入セミナー】ご参加ありがとうございました

    〇〇様

    先日は「AI導入による業務効率化セミナー」にご参加いただき、誠にありがとうございました。多くの方々にご参加いただき、大変充実したセミナーとなりました。

    ■セミナーのキーポイント
    1.AI導入による業務効率化の可能性
    2.成功事例とROI分析
    3.段階的なAI導入アプローチ

    これらの点について、〇〇様の業務にどのように活かせそうかお考えいただけましたでしょうか。

    ■セミナー資料のダウンロード
    プレゼンテーション資料とハンドアウトを以下のリンクからダウンロードいただけます。
    [ダウンロードリンク]

    ■アンケートのお願い
    今後のセミナー改善のため、以下のリンクからアンケートにご協力ください。
    所要時間は約3分です。

    [アンケートリンク]

    ■個別相談のご案内
    セミナーの内容をもとに、〇〇様の業務に特化したAI導入相談を承っております。
    ご希望の方は、以下のリンクから日時をご予約ください。
    [予約リンク]

    ■SNSでの共有
    セミナーの感想や学びをSNSでシェアしていただける場合は、
    ハッシュタグ#AI効率化セミナーをぜひご使用ください。

    今回のセミナーが〇〇様のビジネスにとって有意義なものとなりましたら幸いです。
    ご質問やご不明点がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

    今後とも末永くお付き合いいただけますと幸いです。

    敬具

    〇〇株式会社
    セミナー事務局
    Email:seminar@〇〇co.jp
    TEL:03-1234-5678

    まとめ

    本記事ではセミナーの集客効果を高めるために重要な案内メールを作成する際のポイントについて紹介しました。

    効果的なセミナー案内メールを作成するには、注目を集める件名、簡潔で魅力的な本文、適切な画像や装飾の使用、内容をアレンジした複数回の配信、最適なタイミングでの送信、そして目立つ位置への申し込み導線の設置など、複数の要素を巧みに組み合わせることが重要です。

    また、セミナーに関連するメールは案内だけにとどまらないようにしましょう。特に重要なのが、申し込み後のリマインドメールと、セミナー開催後のお礼メールです。

    リマインドメールはセミナー参加率を高め、参加者の期待を醸成する役割を果たします。一方、お礼メールは参加者との関係性強化とセミナー効果の最大化に寄与します。

    これらのメールにもそれぞれ重要なポイントがあり、適切なタイミングと内容で送信することが成功の鍵となるでしょう。

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    記事執筆者紹介

    記事執筆者 大塚 陽生紹介
    大塚 陽生著者大塚 陽生のXへのリンク
    株式会社ラクス ラクスクラウド企画部 オンラインプロモーション課

    広告代理店の営業&ウェブ広告の運用担当として6年間従事し、2019年4月ラクス入社。オンラインマーケティングチームに所属し広告運用や営業メールの運用を担当。メルラボでは、主に自身のメール配信実績をもとにした記事を作成。

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