メール配信システムを導入して投資対効果の課題解決をしよう

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メール配信システムを導入して投資対効果の課題解決をしよう

近年では人気のソーシャルメディアを活用したマーケティングも発展してきていますが、メールによるマーケティングもまだまだ負けていません。こちらでは、メール配信の投資対効果や課題、その課題を解決するメール配信サービス・システムについての情報をお伝えします。

目次

    メール配信の必要性

    SNSやブログ、動画サイトなどのソーシャルメディアが活躍する昨今、「今さらメール配信によるマーケティングを取り入れても遅いのでは?」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、メール配信は人気のソーシャルメディアよりも大きな投資対効果を得られる可能性があります。まずは具体的な数字を用いて、メール配信の投資対効果について詳しく説明するので、メールを活用したマーケティングに対する不安をお持ちの方は、ぜひ、参考にしてみてください。

     

    今の時代だからこそメール配信が活躍する

    SNSが普及した今でも、メールの利用者数やアカウントは増加しています。Radicati Groupの調査によると、メール利用者数は2016年の時点で27億人はいるとのこと。2020年には30億人を突破するとも予測しています。Facebookのユーザー数は約17億人、LINEのユーザー数は約2億人です。それらと比べると、圧倒的に利用者数が多いのが見て取れます。

    また、総務省のデータからも分かるように、インターネットに接続している時に電子メールを確認している層はどの世代でも多くなっています。複数回答可能とはいえ、SNS等の選択肢がある中でメールを使用するという層が多くいることが読み取れます。特にビジネスの世界ではメールを使用するという方が多いですが、これからSNSに敏感な10代が社会に出ると、動向が少し変わってくることが予測されます。

    このことから、前述のように現時点ではマーケティングのひとつとしてメール配信を取り入れれば、訴求対象となる人達の目に留まる確率がかなり高くなることが分かります。

    参考:総務省 平成29年版 情報通信白書のポイント 第2部 基本データと政策動向  

    投資対効果は抜群に高い

    「1ドルの投資で38ドルを生み出す」という調査結果を提示する団体も存在するほど、メール配信の投資対効果は高いと言われています。実際、米国ではほとんどの企業が利用しており、BtoB企業とBtoC企業の82%が利用しているという調査結果もあるほどです。
    また、さまざまなデータを分析・調査し、コンサルティングを行なっているEconsultancyも、デジタルマーケティングに関する調査を実施されています。調査内容は、メール配信の投資対効果に関することで「大変良い」または「良い」と回答した方は、68%にものぼりSEOの67%という数値を上回っています。人気のソーシャルメディアの数値を見てみると32%程度なので、メール配信の投資対効果は非常に高いと言えます。

    マーケティングROIが重要視される時代に

    マーケティングROIが重要視される時代にROIとは、「Return On Investment」の略でどれだけの費用をかけてどれだけの効果が出たのかという「費用対効果」を指す言葉です。近年、顧客のリアクションもデジタル化されたことで、DMでのアクションを測定したり、その情報を元にターゲティングの精度をあげたりすることができるようになっています。一方で、マーケティング手法が多様化し、フローが複雑になることによって、マーケティングの効果測定が困難になってしまうケースも起こります。その際には、専門のマーケターなどがROIを適切に判断し、より低予算で効率的な手法を選択していく必要があります。

    メール配信の課題

    デジタルマーケティングにおいて、高い投資対効果を持つと言われるメール配信ですが、手動で取り入れる際は、以下の4つの課題が出てきてしまいます。どのような課題があるのか、見ていきましょう。

     

    課題1.とにかく手間がかかる

    マーケティングでメール配信を取り入れる場合は、多くの作業が必要になります。例えば、目的決め、配信リストの用意、コンテンツ作り、不達リストの管理など、手間のかかる作業ばかりです。さらに、メールを配信するためのツールも用意しなくてはいけません。
    また、「備え付けのメーラーを使ってBCCで送れば手間を省ける」と考える方もいますが、誤ってCCにアドレスを入れて配信してしまい、顧客の個人情報が漏れるというリスクがあります。このようなリスクを避けるには、やはり手間をかけてメール配信を行なわなくてはいけません。

     

    課題2.到達率が悪い

    メール配信で大量のメールを送った際、何件か届かないものが出てくることがあります。これは、アドレスが既に使われていないものであったり相手側が迷惑メールに振り分けていたりすることなどが原因です。その場合、再び顧客リストの見直しを行う必要があるため、余計な作業が増えてしまうことも想定されます。この到達率の悪さもメール配信の大きな課題と言えます。

     

    課題3.顧客リストやアドレスの管理が煩わしい

    メール配信を行なっていると、“メールが届かないアドレス”や“解除を希望するアドレス”などが発生するため、顧客リストの管理を徹底しなくてはいけません。数件程度なら手動で管理を行うこともできますが、100件、1,000件となると、確認すること自体も難しくなり、管理ができなくなってしまう恐れがあります。また、送信先が大量にあると、同じアドレスに何度も送ってしまうという自体も発生するので注意が必要です。

     

    課題4.上質なコンテンツ作りが難しい

    上質なコンテンツを取り入れたメール配信を行うには、ある程度の知識がないといけません。ウェブサイトのように写真を使ったり文字を装飾したりすることで商品の紹介もできますが、これらはHTMLのコードが書けないとできないことがネックになるでしょう。また、文章力に自信がない、一から考えるのが面倒、などといった理由でテンプレートを使うことも多いでしょう。しかし、テンプレートを用いて顧客のニーズに沿わないメルマガを配信しても、マーケティングの効果は薄くなります。ユーザーの目線に立って、今一度メールコンテンツの意味と立ち位置を考える必要もあるでしょう。

    顧客にとって質が高いコンテンツをつくる場合は、効果測定も必要です。効果測定を行うことによって、顧客が必要とする情報を把握しコンテンツに取り入れることができます。しかし、手動での効果測定は難しいため、専用のツールを利用する必要があります。

     

    メール配信サービス・システムで課題を解決

    さまざまなメール配信の課題を紹介しましたが、これらを解決することができるものがあります。それは、多くの企業が取り入れているメール配信サービス・システムです。いったいどのような効果が得られるのか、詳しく説明していきます。

    さまざまな手間やリスクを無くすことができる

    メール配信ではさまざまな作業が必要なため、かなりの手間がかかることを説明しました。しかし、メール配信サービス・システムを導入することで、それらの手間を省くことができるようになります。例えば、コンテンツ作りが楽になるテンプレを作ることができたり不達リストの管理を任せることができたり、さらには“備え付けのメーラーを使って個人情報を漏洩させてしまった”という、危険なリスクを回避することも可能です。

    素早く確実に届けることができる

    メール配信サービス・システムを使えば、自社サーバの負荷を気にせず、一度に大量のメールを送信することができます。そのため開封率が高い時間に合わせ、顧客リストの全員にメールを届けられるためメールをタイミングよく開いてもらうこともできます。さらに、メールが届かない顧客のリストへの配信をストップできるため確実に届けたい顧客のみに配信することが可能になります。

    アドレスや顧客リストの管理が楽になる

    “メールが届かないアドレス”や“解除を希望するアドレス”などの管理はもちろんのこと、顧客の志向も分析して管理することができます。この顧客はどの時間帯にメールを読んでいるのか、どんな商品に興味があるのかなど、さまざまな分析を行うことが可能です。その分析結果を元に、顧客の管理もできるので、メール配信サービス・システムを取り入れることで、アドレスや顧客リストの管理を楽に行うことができるようになるでしょう。同じアドレスに送ることができないよう、システムがきちんと管理してくれるので、重複も防ぐこともできます。

    上質なコンテンツを簡単に作れる

    メール配信サービス・システムなら、HTMLコードの知識がない方でも、質の高いコンテンツを作ることができます。これはメール配信サービス・システムには、コーディングをせずにHTMLメールを作成できる機能が備わっているからです。簡単な入力方法を覚えれば、Webサイトのような見た目のコンテンツも作成することができます。また、効果測定も簡単にできるので、顧客の求めるコンテンツを届けることができます。

    使いやすいと思えるメール配信サービス・システムを選ぼう

    デジタルマーケティングにおいて大きな投資対効果を発揮するのが、メール配信です。しかし、大量に送信するとなると、さまざまな手間がかかる、煩わしい作業が出てくるなど、いくつかの課題が発生してしまいます。そこで活用したいのが、メール配信サービス・システムです。このシステムは、手動で行うメール配信の課題をクリアし、投資対効果も更に大きく広げていける可能性があります。
    しかし、システムの種類によって、使いやすいものとそうでないものがあるため、今後の運用も考慮し、取り入れるメリットだけでなく、機能性や価格にも着目して慎重に選ぶようにしましょう。

    関連記事はこちらメール配信サービスとマーケティングオートメーションを徹底比較!抑えるべき5つのポイント

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    記事執筆者紹介

    記事執筆者 大塚 陽生紹介
    大塚 陽生著者大塚 陽生のXへのリンク
    株式会社ラクス ラクスクラウド企画部 オンラインプロモーション課

    広告代理店の営業&ウェブ広告の運用担当として6年間従事し、2019年4月ラクス入社。オンラインマーケティングチームに所属し広告運用や営業メールの運用を担当。メルラボでは、主に自身のメール配信実績をもとにした記事を作成。

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