無料メルマガなのに読者が少ないのってなぜ?原因別の対処方法をご紹介
メルマガを配信するなら、多くの読者に読まれ高い集客率を出したいですよね。実際に配信している担当者なら、そう簡単にはいかないと頭を抱えているかも知れません。全てを一気に解決するのは難しいので、よくある悩みごとに対策を考えていきましょう。
目次
読者が少ない
そもそも、読者が少なければメルマガに高い効果は期待できません。なぜ読者が増えないのか、2つの原因と解決策を紹介します。
原因1.メルマガの存在をアピールできていない
原因としてまず考えられるのは、登録フォームの露出が少ないことです。自社サイトでメルマガ登録を促しているのなら、誘導リンクが目立ちにくい位置に配置されてないか確認してみましょう。顧客が簡単に登録ページに飛べる方法として、QRコードを実店舗やチラシに配置するのも効果的です。
ほかツールとの併用としてSNSを使ってメルマガの存在をアピールする方法も考えられます。SNSは読者と距離の近いコミュニケーションが取れるツールです。メルマガと違い拡散性が高い特徴があるので、認知拡大の面で優秀といえます。読者の取り合いも懸念されますが、それぞれ特徴を理解して使い分けください。たとえば、SNSではイベント情報の発信、メルマガではクーポン配布といったように使い分ければ双方の特徴を高めあった運用が可能です。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
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原因2.登録フォームが読者目線ではない
次は、登録フォームを見直してみましょう。メルマガ登録自体をストレスに感じている顧客もいます。「登録解除が面倒だった」「内容がつまらなかったら」という不安や、入力項目が多い登録フォームはストレスです。例えば、空メールで登録できる仕様なら、読者がアドレスを入力する手間を省き登録のハードルを下げられます。登録、解除、情報の変更が簡単にできるようにして、読者数アップを狙いましょう。
読者の反応が薄い
開封率やクリック率といった読者からの反応が薄い場合、メルマガが読まれていない可能性があります。その場合はコンテンツの内容やターゲット設定、配信エラーの状況を確認してみましょう。
原因1.コンテンツが魅力的でない
メルマガで重要なのは「件名・コンテンツ・読みやすさ」です。特に件名は読者の目を引き、メリットがあるとすぐに分からなければ効果が薄くなります。具体的なメリットを読者に簡潔に伝えて下さい。メルマガはSNSと違い長文で商品やサービスの魅力を伝えられます。ですが、あまりにも長い文章では「読む」という行動に疲れる読者がいることも忘れてはいけません。相手が受け取れる文量で、配信するように心がけましょう。
もしも今テキストメールでメルマガを配信してれば、HTMLメールの配信に切り替えるだけでも効果が期待できます。HTMLメールでは、画像や文字装飾を工夫して見栄えの良いメール配信が可能です。HTMLメールは開封率の把握ができて、効果測定に役立つので、ぜひ導入して下さい。
原因2.配信状況がターゲットに合っていない
ターゲットに合わせ、適切なメルマガを配信することでより高い効果が期待できます。例えば、化粧品を紹介するメルマガなら5歳刻みでコンテンツを変えて配信をしている企業が存在します。肌の悩みは年代によって違うため、こうした年代に合わせたコンテンツでメルマガの効果を高めています。文中や件名に「◯代の方におすすめ」といったように、ターゲットに合わせた情報が入っていないのなら今すぐに試してみて下さい。読者にとってメリットのある情報だとわかりやすいと、より詳細な情報を確認しようとリンクをクリックする可能性が高くなります。
また、配信するタイミングも大切です。学生か社会人かによってスマホを視聴しているタイミングが違うので、曜日や時間帯を考え配信して下さい。同じ内容のメルマガでも、水曜日の14時頃と金曜日の19時頃では開封率に変化がみられると思います。ターゲットを明確にして、適した内容・タイミングでメルマガを配信していきましょう。
関連記事はこちらメルマガの配信時間はいつがいい?効果的なタイミングと開封率を上げるテクニック3選
原因3. 読者に届いてない
迷惑メール対策や、配信エラーの対策は十分でしょうか。読者がアドレスを変更している場合や、1度だけコンテンツを読むために捨てメアドで登録している読者もいます。100人の読者に配信しているつもりが、実際は20人にしか届いていなかったのでは期待した効果は得られないでしょう。精度の高い分析を実施するために、なぜ配信エラーになっているのかを確認して毎回エラーになる読者への配信停止を検討して下さい。
集客につながっていない
「配信することが決まったからとりあえずやってみた」これではよほどの運や才能がないと集客には繋がりません。この悩みの原因は1つですが、解決には時間がかかります。
原因1.メルマガの効果測定・改善ができていない
メルマガの開封率、リンクのクリック率は可視化できるようにして下さい。配信後何となく売上が伸びたと感じるだけでは効果が出ない時の対策が打てません。数字として効果を確かめられるようにして、改善ができる環境を整えて下さい。販促効果を高める考え方としては、PDCAサイクルに沿って改善していきましょう。
【改善のためのPDCAサイクル】
・Plan:ターゲットの設定やKPIの確認など計画を立てる
・Do:コンテンツを用意し実際にメルマガを配信する
・Check:開封率・クリック率・CV率・エラーアドレスなどを測定し効果を検証する
・Action:検証した結果から改善点を洗い出し、次のPlanを立てる
施策の一例として「ステップメール」の配信が考えられます。ステップメールは登録日や購入日などを起点に商品の良さやお得な情報を配信するメールです。読者の行動に合わせてメールが届くので、信頼感やブランドイメージ向上に役立ちます。リピート率の高い読者にはクーポン券の配布など、利用をさらに促す手法もおすすめです。
悩みの解決に向けたメール配信サービスの導入
効果の測定や見やすさの改善は、メール配信サービスの導入で効率的に進めることができます。悩みを解決する足がかりとして、まずは現在使用しているシステムから見直してみましょう。
システム導入のメリット1.HTMLメールの作成が簡単
ほとんどのメール配信サービスで、HTMLメールを簡単に作成できます。簡単操作で文字装飾や画像の挿入ができるので、時間短縮に繋がるでしょう。書式やよく使う文面をテンプレートとして登録できるシステムなら、より短い時間で製作・配信が可能です。
システム導入のメリット2.便利な機能の充実
メール配信サービスによっては年齢や住んでいる地域など、特定の読者をまとめたグループ配信が可能になります。ターゲット別に適したコンテンツが配信できるので、より高い効果が期待できるでしょう。ほかにも、特定の日にちを起点として配信するステップメールや受信環境に合わせテキストとHTMLを切り替えるマルチパート配信など便利な機能を利用できます。
システム導入のメリット3.精度の高い分析ができる
分析機能が充実していれば、それだけPDCAサイクルを回す時に役立ちます。開封率やクリック率を数字だけでなくレポートグラフで表示できれば、視覚的に見やすく直感的に効果測定ができるでしょう。メール配信サービスによってはエラー情報を解析するだけでなく、一定回数エラーになると自動で配信停止する機能が導入されています。反応のない読者の除外に役立つので、より精度の高い測定が可能です。
顧客を取り込むメルマガ戦略
メルマガ担当者の主な悩みは、「読者が少ない・読まれていない・利益につながっていない」の3つでしょう。どの悩みも1度の施策で劇的に改善することはありません。それぞれの原因を少しずつ改善して下さい。次々に新しい媒体が登場する現代であっても、読者に信頼性の高い情報を伝えられるメルマガはまだまだ集客効果が期待できるツールです。効率的に改善していくためにメール配信サービスの導入も視野に入れ、メルマガ配信に取り組んでいきましょう。
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