メルマガ登録を増やす6つの施策!避けるべき4つのポイントも紹介!
メールアドレスは個人情報の1つであり、その個人情報を提供してメルマガに登録してもらうということは、サービスや製品に対して少なからず興味を持っている証といえます。メルマガを通して受注が発生したり、資料請求やセミナーへの参加を促したりできるため、メルマガに登録してもらうことは企業にとって重要です。
しかし、どんなに良いコンテンツを配信したとしても、メルマガの登録者数が少なければその後の成果は限られてしまいます。既に登録している方々へ良いコンテンツを届けるための施策を考案することはもちろん大切ですが、メルマガに登録してもらう施策を考案することも同時に重要なポイントです。
本記事では、
・メルマガ登録されることのメリット
・メルマガが登録されない4つの理由
・メルマガ登録者を増やすための6つの施策
・メルマガ登録者を減らさないための3つの対策
を解説していくので、ご参考になれば幸いです。
目次
メルマガ登録されることのメリット
ユーザーとの接点を持つことができる
メルマガ登録されることで、ユーザーとの接点を持ち続けることができます。自社サイトの閲覧や店舗への来店だけでは、ユーザーとの接点がその場限りになってしまいます。せっかく足を運んで店舗への来店や自社サイトへのアクセスがあったのであれば、メルマガに登録してもらって接触機会を増やした方が効果的です。継続的にメルマガを配信することで最新情報やお得な情報を伝えることができ、サイトでの購入やコンバージョン、店鋪への来店につながる可能性が高まります。
例えば、新商品を出したときに広告などのチャネルでプロモーションをかけるのと、自社のメルマガ会員にお知らせするのでは、メルマガの方がより反応率も高い傾向にあります。
集客全体のCPA(顧客獲得単価)を下げられる
メルマガに登録さえしてもらえれば、比較的熱度の高いユーザーのメールボックスへ直接伝えたい内容を届けることができます。現在ますます主流になってきているクラウド型メール配信システムであれば、月額数万円ほどの費用で万単位でのメールを配信することが可能です。中には、無制限で配信できるサービスもあります。メルマガをうまく活用できれば、ツールの費用を加味しても、数百円〜数千円で顧客を獲得することが可能です。
仮にリスティング広告のようなデジタル広告を活用する場合、事業規模にもよりますが月間で数百万円〜数千万単位でお金が必要になり、競合が多くなればCPAも悪化していきます。一方、メルマガを送る場合は、ツール利用料金がかかるだけなのでCPAを抑えてユーザーの獲得することが可能です。
メールアドレスに加え、性別や年齢などを取得してさえいれば、ターゲット毎に内容を変更することもでき、よりメルマガ経由のCPAを下げることもできます。
全く自社のことを知らないターゲットを対象に広告を打つことと、メルマガ読者にアナウンスをするのでは反応率は大きく変わってくるでしょう。
メルマガ登録されない4つの理由
登録に手間がかかる
Webからのメルマガ登録を促す際に手間がかかってしまうと登録されづらくなります。登録のハードルを下げることが非常に重要です。実際に皆さんも「この記事の続きが気になる」「登録してみたい」と思ってフォームを入力し始めたとしても、入力項目が多く離脱してしまったことがあるのではないでしょうか。
登録時にメールアドレス以外の個人情報を取得したくなる気持ちは分かりますが、まず登録してもらえないことには情報を発信することができません。登録後に個人情報はアンケートなどを用いて回答してもらうこともできるため、初回の登録はハードルを下げる方が良いでしょう。
登録ページが分かりづらい
登録ページが分かりづらいという観点でも大きく2つのポイントが挙げられます。
1つ目は、メルマガ登録ページを用意してあっても、そもそもページに遷移されないという点です。登録ページを1つ作っておけば、ブログやSNS、ホームページの各所にメルマガ登録ページへのリンクを設置できますが、目立つ場所にそのページへのリンクが設置できていなければ遷移率は低くなってしまいます。自社サイトのPV数が多いにも関わらず、登録ページへうまく誘導できていないことはよくあります。
また2つ目は、登録ページへの遷移はあったとしても、そのページ自体が分かりにくいという観点です。ページの上部で目に入るファーストビューにメルマガについての詳細が記載されてなかったり、メルマガのフォームが別ページになっていたりはしないでしょうか?
わかりやすく登録ページへ誘導し、その後のフォーム入力までがスムーズに完了できないと登録率は減少してしまいます。
プライバシーポリシーを明示していない
プライバシーポリシーを明示しておくことも最低限必要となってきます。特に気にせずメルマガ登録される方が多いかと思いますが、プライバシーポリシーを明確に記載していないと、ユーザーが登録する際の懸念事項を増やしてしまうことも考えられます。それが登録率を下げる理由にもつながってしまうという訳です。
メルマガ登録フォームに、個人情報の利用目的をできる限り具体的に書かれてないと、人によっては心配になる人も一定数存在します。個人情報を保護してメルマガを運用していること事前にユーザーが把握していれば、登録するハードルも減らせる可能性が高まります。
メルマガ登録したくなる魅力的なメリットが伝わってない
ユーザーがメルマガを登録する理由は、自分にとって役立つコンテンツが配信されているからといえます。逆に言えば、メルマガ登録したくなる魅力的なメリットが伝わっていなければ、メルマガ登録されない理由となります。
メルマガの登録率が思ったように伸びない場合には、以下のメリットが得られることが伝わってない可能性があります。
- 興味があるテーマの情報を発信するメルマガかどうか
- メルマガ登録することで得られる特典は何か
これらを訴求することで、メルマガ登録のきっかけを与えられます。反対に、有益なコンテンツであっても訴求不足であれば登録者増加に繋がりません。
メルマガ登録者を増やすための6の施策
次にメルマガ登録者を増やすための6つの施策について解説します。
メルマガ登録フォームの入力箇所は最小限にする
メルマガ登録者の増加は、見込み客の増加に繋がります。そのため、メルマガ登録の際に、メールアドレス以外の情報を入手したいと考えるのは自然な考えです。ですが先ほどもご紹介しましたが、記入項目が多くなるほど登録が面倒になり、離脱される確率が高まります。
メルマガ登録後にアンケートやダウンロードコンテンツの配信をすることで、会社名や氏名などの情報を入手することもできますので、メルマガ登録してもらう上で最低限必要な情報は何かを検討した上で、登録フォームを作成することをおすすめします。
登録ページへのリンクを目立たせる
メルマガは、自社サイトから登録してもらうことが一般的です。メルマガ登録者を増やすためのきっかけとして、自社サイトの中でもわかりやすく登録ページへのボタンを設置してみることが登録者を増やす施策となります。画像リンク・テキストリンク・ボタンリンクなどリンクにも様々な種類があるので、記事コンテンツ内であればテキストリンク、ヘッダーならボタンリンクなどと使い分けましょう。
また、リンク内の文字も「メルマガに登録する」だけではなく、「◯◯に関するお得な情報をもらう」や「△△を簡単にまとめた資料を入手する」など、手に入るコンテンツの具体性とバリュー感を出すことでさらなるクリック率の向上を図れます。
そもそものサイトのPV数を増やす
そもそも自社サイトのPV数が少ない状態では、メルマガ登録者も増えません。自社サイトのPV数を上げる方法としては、SEO対策やSNS運用が必要です。
SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字を取ったもので、日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれています。良質なコンテンツを届けるといった理念のGoogle社から評価してもらうことで自社サイトを自然検索からの流入数を増やすことができるようになります。
しかし、SEO対策はすぐには結果が出ずに時間がかかってしまうと言われています。すぐに結果を出すために広告を出すことも選択肢の1つとなるでしょう。実名登録が多いFacebook広告や、リスティング広告などはニーズを絞って運用するメルマガと相性が良いといえます。メルマガ登録をしてほしいユーザー像を設定し、それに応じた広告ターゲティングを検討してみてください。
CTAボタンの設置箇所を工夫する
CTAとは「Call To Action」の略でWEBサイトにおいて訪問者を目的のページへ導き、何かしらの行動を促すものを指します。今回はメルマガの登録を促すためにCTAボタンの設置箇所を工夫しましょう。一般的にCTAは下記のような場所に設定します。
- WEBページのヘッダー、フッター
- サイドバー
- コンテンツの途中や直後
- LPのファーストビュー、コンテンツとコンテンツの間
- ページ遷移時にモーダルやポップアップで表示
自然に目につく場所に設置してみることをおすすめします。
また、自社サイトで効果が最大化されるCTAボタンを見つけるためにABテストも大切です。ボタンカラーや文言も関係してくるため、最もクリック率の良いボタンを見つけるテストも行ってみましょう。
登録時に特典を得られるようにする
メルマガ登録者に対して直接的なメリットを訴求する方法が、特典のプレゼントです。
例えば、
- ユーザーニーズに合った特典
- 継続的に得られる有益なメルマガコンテンツ
- 限定性の高い特典
などを意識することでメルマガ登録のきっかけ作りとなる可能性があります。
BtoBの事業であれば、ホワイトペーパーと呼ばれる最新情報や調査データなどを盛り込んだ資料を、特典として付与することがあります。こんな情報を無料で見ることができるのかと信頼を得ることに繋がることでその後の反応率も高くなります。
また、これら全てが含まれている方が効果的に獲得できるでしょう。ジャンルによって異なりますが、PDFや動画、クーポンやポイント、テキスト、懸賞式プレゼントなどが一般的です。
SNSと連携しコンテンツを広める
SNSと連携しコンテンツを広める動きも必要です。ユーザーに拡散してもらうことでコンテンツ自体の閲覧数増加に繋がり、メルマガ登録を増やしていくことができます。ハウツーを提供するメルマガの場合はSNSと相性が良く、SNSにて情報発信をすることで興味のあるユーザーを集めることができます。
また、コメント機能などがついていることも多いため、コンテンツに対して他のユーザーが好意的な意見を寄せている場合は、さらに信頼できるコンテンツだと思ってもらえる可能性もあります。
メルマガ登録者を減らさないための3つの対策
最後に、メルマガ登録をしてもらえたユーザーを獲得後に減らさないための3つの施策についてご紹介して終わりといたします。
効果測定を行ってコンテンツをブラッシュアップする
読者とは言っても、メルマガを読みたくて登録している方が全てとは限りません。「お役立ち資料を閲覧するために登録した」方や「懸賞に応募するために登録した」という方など、何か別の目的がきっかけとなって登録しただけの読者がいることもあるでしょう。そのためメルマガ自体にはあまり興味がない読者に、一方的に押しつけるセールスメールなどはマイナスな印象を持たれることもあります。
対策方法としては、読者の心に刺さるコンテンツを配信することです。そのために、メルマガの開封率やクリック率などを分析し、読者がどんなコンテンツに興味を持っているのか探りましょう。なお『配配メール』なら、メルマガの開封率やクリック率の分析が簡単に行えます。
効果測定についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
→ メルマガ配信は効果測定で決まる!設定すべきKPIとは?分析方法もご紹介
メルマガ登録者限定の特典を案内する
解約理由としての本質は、登録していてメリットが無いことです。コンテンツが面白かったり、有益であったりすれば登録し続ける意味がありますが、そうでない場合や通知が邪魔になると感じる人もいるのでメルマガを解約してしまう恐れがあります。
そのためコンテンツをブラッシュアップすることに加えて、メルマガ登録者限定の特典を案内することも重要です。たとえば、登録者限定のオファーや、セミナーなどが挙げられます。登録を解除することでメリットを享受できないとなると、解約し続ける理由になります。ただし、解約が目的ではなく、あくまでも事業の成功のためにメルマガがあるため、その点は見失わないようにしましょう。
メール配信サービス用いて配信する
上記2つでもご説明しましたが、大事なのは有益なコンテンツを配信し続けることにあります。そのためには、クリック率の測定やセグメントを行い配信する人にとって有益なコンテンツを届けるなど読者目線を徹底する必要があります。
また、視覚的に見やすいコンテンツを配信することも重要で、テキストメールよりもHTMLメールの方が良いと言えるでしょう。そういった効果のあるメールを送るためには、かなりの工数がかかってしまいます。配配メールでは、そういった手間を省き、効果のあるメルマガを送ることが可能です。機能一覧をぜひご覧になってください。
まとめ
メルマガは、多くの企業で取り入れられているマーケティング手法のひとつです。メルマガの登録者を増やすポイントは、メルマガの魅力を訴求することや、登録者の興味やニーズにマッチしたコンテンツを提供することなどが挙げられます。
また、登録工数の削減や個人情報取り扱い方法を明記するなど、余計な負担を読者に与えない工夫も必要です。本記事で紹介した方法を実践し、メルマガ登録者を効率的に増やしていきましょう。
「配配メール」は、企業の集客・販促活動に携わる方のメールマーケティング業務を支援するサービスです。
シンプルな配信操作、見やすい成果指標レポート、メールの反応による見込み客の可視化、サイト来訪通知といった機能によりメールマーケティングの実践をサポートします。
また、機能の提供だけではなく、ナレッジ提供や個社の運用に踏み込んだ手厚いアフターフォローにより、お客様の販促の成功に向け伴走します。
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